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美味しいカヌレが作りたい④

・寝かせる時間
・生地の温度
・焼成温度

この3つがどうやら重要だということで、色々条件を変えて試作して行きました。
まず、寝かせる時間については最初は一晩(厳密に言うと夜9時くらいに生地を作って翌朝4時くらいに焼いていたので7時間)でした。
生地の温度についても、冷蔵庫から出して少し混ぜてすぐに使っていました。
焼成温度についても、温度を変えるのが面倒なので200度で予熱後(天板の予熱なし)70分程度焼いていました。

まあつまり何も考えていなかった訳です。
まず、焼成温度を変えるのが自分的に一番簡単に思えたので、230度予熱(天板予熱なし)、230度で15分焼成、190度で60分焼成に変更、3度焼きましたが3度共に失敗しました。
次に生地の温度を変更しました。
良く室温と書かれて居るのですが、自分は触って暖かいと感じる程度、体温より高く(40度程度)まで温度を上げました。
これも3度焼きましたが、少しロケットが抑えられましたが頭は焼き色がつきません。


焼き色がつかないカヌレ

最後に、生地を寝かせる時間を丸1日延ばしました。夜9時ころ生地を作り、翌々日の午前4時ころに焼くため、約31時間寝かせていることになります。
すると。。。


綺麗に焼き色がついた!

効果はてきめんで、綺麗に焼き色がつきました。
レシピ、生地の復温温度、焼成温度、焼成方法は同じです。つまり、生地を寝かせる時間が非常に大事なのだと分かりました。

もちろん、レシピや使う型によって違うとは思いますが、やっと自分のレシピでちゃんと焼ける方法が見つかりました!!良かった。。。

次回は手の抜きどころを探します。


立町カヌレさんのカヌレ
すごく沢山の種類のカヌレがあり、
デザート系を色々試せます。

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