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D2C寝具ブランドのAR活用事例|Casper

D2Cブランドは、リテールの中でも特に先進的なマーケティングの取り組みに挑戦する企業が多く、ARを取り入れた事例も増えています。

今回は海外のD2Cブランド中でも特に、「スリープ・テック」とマットレス市場で急成長する米国ベンチャー企業「Casper」(キャスパー)のInstagramアカウントでのAR導入事例をご紹介します。


D2C寝具ブランド「Casper」とは

睡眠関連市場はいま伸びしろが大きく注目度の高い市場になっています。2016年に263億ドル(約2兆8000億円)だった世界のマットレス市場は、2021年には368億ドル(約4兆円)に拡大する見通しです。

Casperは急成長するスリープテックの主役とも呼べる企業であり、これまでの常識を覆したベンチャーとして、米国ビジネス系雑誌『Fast Company』の「2017 MOST INNOVATIVE COMPANY」、ニュース雑誌『TIME』の「25 BEST INVENTIONS OF 2015」にも選出されました。

SNSのフォロワー数も群を抜いており、Facebook66万人、インスタグラム16万人、ツイッター11万人を抱えています。

寝具メーカーとしてではなくIT企業として良質な睡眠を追求する姿勢は、国内寝具メーカーのベンチマークとも言えそうです。


CasperのInstagram ARフィルター

CapserのInstagramのアカウントでは、ARフィルターが提供されています。どのようなフィルターか見てみましょう。

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まずARを起動すると「タップして次へ」という表示がされます。

そしてタップをすると右側の画像のようにアイマスク、掛け布団、マットレス、枕の寝具セットが出現します。

きちんと人の顔や体を認識するようなプログラムがされており

・目にアイマスク
・体よりも前面に掛け布団
・体よりも後ろに枕とマットレス

という表示をさせています。

多くのインスタAR事例の中でも他にはあまり見られないタイプなので、その独自性から目を惹く印象がありました。

「ぐっすり眠れる」という機能性の訴求とエンターテインメント性のバランスが良い素敵なARフィルターを提供しており、D2CブランドのARマーケティング事例としてとても参考になります。


ARを活用したマーケティングについて

このスロット企画のように模倣が簡単なアイデアはすぐに汎用化してしまいますが、InstagramのARフィルターが提供する本質的な機能の一つは、これまで出来なかったことをできるように拡張している点にあります。ブランドとファンとのコミュニケーションツールとして、使い方次第では無限の可能性があります。

弊社ではInstagramのARフィルター開発に特化したサービス提供を行なっています。国内でも最先端となるARを活用したマーケティング事例を一緒に作りませんか?ぜひお気軽にお問い合わせください。


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