5/27~5/31 ドル円週間展望
ファンダ
米中貿易戦争は関税制裁から企業制裁へ最終ステージに入ってきました。
ファーウェイに続いて、中国ハイクビジョンへの輸出禁止措置まで話が膨らんでおります。
どう考えてもこのままアメリカの勝ちでしょう。
ですが中国、、、というより中国共産党が折れておりません。
天安門事件を考えると何も学んでいませんし変わっておりません。
最終打つ手がなくなった時に中国がどうするか?
最悪のパターンは米中協議を意図的に決裂に持ち込む事です。
世界中の株価を暴落させ、トランプを戦犯にしたてる作戦です。
可能性は薄いですが、最後の最後はあり得るので、警戒をしておいて損はないでしょう。
では今週の注目のイベントです。
27日の日米首脳会談による共同会見。
31日の中国PMIの内容。
ここは要注目ですね、消費税増税に対するトーンダウンでも見えてくれば市場の雰囲気も変わってくるでしょう。
ではテクニカルの分析に入っていきます。
5/24テクニカル分析
先週は戻り波形の予想、転換のポイント、加速ポイントとほぼテクニカル通りに動きましたので比較的読みやすい相場でした。
先週末の戻りラインも予想した4時間ラインの転換線裏タッチから反落という流れで一息。
MACD
日足・8時間・4時間、波形は横ばいですが、全ての時間軸で0ライン以下で推移しておりますので、引き続き波形は下落トレンドの中。
日足エリオットカウントは戻り4波形をこなして再度下落へ5波形成中。
大局は目先108.3~108.4を目指す下落トレンド中に変更無し。
波形は先週から引き続き継続してますので、意識するトレンドラインも4時間転換線に注目します。
そして1時間で細かく現在の値動きを見ます。
1時間エリオットは戻り4波。
目先タッチしにくるのは109.07、これを抜けるかどうかが注目。
先週の展望でもお伝えしてる通り最後の波形で出来た陽線が大きい事から下も深く掘りやすくなっております。
詳しくは先週のnoteをご覧ください。
まとめ
●日足は108.3~108.4の波形を目指す下落トレンドの5波形成中。
●目先109.07を抜けるかどうかに注目。
●109.07のタッチがあるまではエントリーは売り。
※109.07のタッチ後、調整が入る可能性がある為注意。
ファンダで始まった下落相場ですので、米中関連のポジティブニュース、消費税に対するトーンダウンなどファンダ要素が無い限り、トレンド転換はないです。
エントリーは売りに絞って狙っていきましょう。
8時間
4時間
現在見ている8時間と4時間のトレンドラインです。
トレンドラインに迷ったら参考にしてください。
5/28追記
昨日はアメリカ市場が休場という事もあり、ボラも少なく揉み合いでした。
日経もダウも政府が買い支えているので、中国の出方を待ってるような相場展開が続いております。
テクニカルで見ればいつ下がってきてもおかしくないのですが、なかなか気持ち良く動きませんね。
6月相場は大きく動くでしょうから嵐の前の静けさとも言えます。
報復関税の発動、6月後半からは衆院解散の可能性もあり、相場を動かす材料には事欠かない、さすがにG20まで様子見という事もないでしょう。
ではテクニカルの分析をしていきます。
MACD
日足・8時間DC中横ばい
4時間GC中
2時間足以上は全て0ライン以下で推移
MACD判断は下落トレンドの戻り波形。
続いて日足
トレンドラインに下値をサポートされてる状態
日足はフィボとトレンドラインから108.3~108.4のタッチを狙う波形
日足はエリオット5波形を形成途中
続いて4時間・8時間のチャートから戻りを予想していきます
4時間ではトレンドライン裏タッチからの反落を狙うならもう少し戻りに余裕のある位置にいます。
8時間も同様に上値にもう少し余裕がある状態です。
短期の動きを1時間で見ると
現在が戻り4波形と判断出来ます。
毎日TwitterのDMにてテクニカルの質問をいただく中で、エリオットについても聞かれるので少しだけエリオットの解説を詳しくいれます。
1時間のエリオットのカウントをなぜこのよう数えているかというと
どの時間軸にもエリオットのカウントは存在します。
上記を見てもわかる通り、大きな値動きの中でも、小さなエリオットカウントを作っている事がわかります。
このエリオット5カウントを大きな足での1カウントとして相場を見るとエリオットカウントの予測がしやすくなると思います。
これで私は今が短期戻り4波形と予想しております。
エリオットの4波形というのは市場が一番迷う所ですので、エリオットのカウントの中では一番ややこしい動きをします。
4波形の戻りを狙うなら出来る限り上記の4・8時間のトレンドラインに引き付けてエントリーする事をおすすめします。
まとめ
●108.3~108.4を狙う下落トレンド中、短期戻り波形
●4.8時間トレンド線に引き付けて売り【109.65~109.7付近】
5/29追記
昨夜はトランプ大統領の貿易戦争長期化発言を受けて相場が二転三転しておりますが、テクニカル分析とレンジの範囲内です。
日米首脳会談直後の発言ですので、衆参同時選挙に持ち込むためにお願いしたのかな?とか色々考えてしまいますね。
ファンダで考えると6月後半までは強い相場は現状考えにくいので、ここからクライマックスに向けて動いていく事が予想されます。
最後の最後は中国がとどめを刺すように気がしてなりません笑
ではテクニカル分析にうつります。
MACD
日足.8時間.4時間と全て横ばい、0ライン以下での推移となっております。
判断は下落トレンドの中での揉み合いです。
全ての時間軸が揃ってくると仕掛けが入りやすくなります。
MACDが揃えばストキャスと合わせてエントリーポイントを探しやすくなるので普段ストキャスを使われている方は参考にしてください。
続いて日足チャートを見ます
トレンドラインは下値抵抗値に張り付きとなっております。
見てるカウントとフィボナッチに変更は無し。
下落トレンドのエリオット5波形形成途中です。
4時間・8時間と綺麗に下落のトレンドラインに沿って推移しております。
引き続き引き付けて売りを狙っていけます。
つづいて1時間足
揉み合っておりますが、値動きを見てると、
一気に日足の目先のタッチポイントである108.3~108.4を狙った値幅作りをしてるようにも見えます。
揉み合いが続いてる波形というのは4波の特徴です。
一番市場参加者が迷う所です、騙されないようにエントリーは売りに絞っていきましょう。
引き続きもどり売りで良い形です。
テクニカルの知識として覚えておいて欲しいのは、大きなカウントの中で小さなカウントを作れば作るほど値幅が大きくなっていきます。
あとDMの質問でも多数寄せられる質問、エントリーに関して少し書きます。
以前から何度もnoteで書いておりますが、
ファンダで大きな材料が出ない限り、【転換してもいい値】が必ずあります。
今一番近い所だと1時間は109.07付近と何度も書いております。
勘違いしないでもらいたいのは、ロングを拾う場所ではないという事!
【そこのタッチを下抜けずに反転した場合】は、転換するタイミングであったり大きな反発となる事があるのでよく注意した方がいいというポイントです。
そういう値のタッチから反転という事がなければ目線を変えず、売りなら売りで一方向に決めてエントリーポイントを探します。
節値となる値はnoteに必ず書いております。
揉み合いだからといってロングもショートもエントリーすれば必ず負けます。
下落トレンドですので、ロングを狙うのは
①大底になりえるポイント
②大きな反発が予想出来る所
この2点です。
今のドル円であれば
【108.3~108.4】
です。
注意した方がいい値は
【109.07付近】
【108.95付近】
です。
ここのタッチに注意すれば、あとはトレンドに逆らわずにエントリーポイントを絞っていくだけです。
このタッチしたタイミングをトレンドラインやエリオットカウントを合わせて判断します。
重要なファンダもトレンドラインもエリオットの予想も随時アップしてますので、判断材料は十分だと思います。
私自信トレードしながら合間に発信してますので、もちろん全てとはなかなかいきませんが
相場の強い、弱い、あとはタイム間などは事前にわかるものもあれば、リアルタイムでわかる事もありますのでTwitterで発信できる時はしております。
昨日であれば
この後下がって、戻っての方向感でずの相場展開で当たってます
エントリーに関しても発信出来る時はリアルタイムでしております
目線を間違えなければ、資産は増えていきます。
ゼロサムゲームです、何度でもチャンスは来ますので、みんなで儲けましょう(*'ω'*)
では長くなりましたが、本日のまとめです。
まとめ
●大局は108.3~108.4のタッチをしにいく下落トレンド
●トレンドラインは4時間8時間を参考に売り・戻り売りでエントリー
●タイム間は方向が出るまでにもう少しかかりそうなので、利確はまめに行う
●目先の注目ポイントは引き続き109.07
最後に
テクニカルの質問や取引されてる通貨ペアの質問は随時手の空いた時に返信しております。
質問内容が長くなる方など、まだ返信が終わってない方もいますが、必ず返信しますので今しばらくお待ちください。
適当に返信してしまうと、その方の不利益につながる恐れがありますので、出来る限り丁寧に返信しておりますのでご了承ください<m(__)m>
5/30追記
昨夜は特別何か材料があるわけではなくドルの買戻しが入りました。
ダウの切り返しを見ると十中八九、株価対策チームによる支えでしょう。
下値を日米両政府が支えておりますので、市場は膠着状態が続いております。
ドル円は4時間の変化タイムを今朝クリアしております。
一旦4時間のトレンドラインで上値を抑えられておりますが、
変化タイムは下げに反応すると読んでいたのですが逆の動きをしております。
テクニカルの分析で説明していきますが転調の出だしですので、トレンドが出てくる可能性があります十分注意していきましょう。
ではテクニカルの分析に入ります。
MACDは日足DC中、日足未満の足は昨夜の吹き上げでGCとなっております。
日足・8時間・4時間と0ライン以下で推移している事から、下落トレンドの中の戻り波形判断です。
そして先ほどのタイム間の分析は、連日載せてる自作の4時間のアルゴチャートです
今朝がクロスタイム(☆印)である事わかると思います。
波形の強くなるタイミングでトレンドラインのタッチをしにきている事がわかります。
これまでの動きから下仕掛けと読んでいたのですが、逆に動いております。
これが転調の出だしとなり相場が動き出す可能性がある為、ここからの値動きには細心の注意が必要です。
ファンダに転換の要素は現在見当たりませんので、目線は下のままです。
レンジを下にブレイクしてくる前の転調と読むのが妥当だと思いますが、
本日はゴトー日という事もありますので、万が一トレンドラインを上にブレイクしてきた場合その後しばらく強い周期となります。
本日の取引はまずはそこを見極めてからが無難です。
では1時間足から現在の値動きとカウントを見ていきます。
1時間足で見る短期の動きでは、最初に売り込まれた時の、戻り高値を抜けてないので、カウントの見方は変わっておりません。
売り込まれた後の初戻りの高値というのは、どの時間軸で見ても重要なローソク足となります、それ以上買いが入らなかったラインとして市場参加者が意識する値となります、そこを抜いてくるかどうかというのが、この短期下落のキーとなります。
売りで攻める場合のロスカットラインです。
そして短期で昨日止められたラインは二番底からの76.4%ラインで止められております、私は戻りの調整は76.4%ラインと読みますので、短期転換です、下にブレイクする前の値幅作りと判断します。
ただ調整の時間が短時間過ぎる事、アルゴの周期が転調した事を踏まえて売りは短期でロスカット設定をした上でピンポイント狙いです。
昨日の吹き上げで値幅を作った事から下ブレイクしてきた際の値幅は期待できますが、欲張らずに引き続き利益の確定はまめにトレードしていきます。
まとめ
●4時間トレンドラインに要注目。上にブレイクした場合は一旦ショートは様子見。
●戻り高値を売りのロスカットラインに。
●転調の出だしなので、値動きには要注意。
●戻り高値をブレイクするまでは売り目線で4時間トレンドラインに引き付けてショート狙い。
5/31追記
先ほどメキシコの関税の報道が出ております。
相変わらずファンダはマイナス要素ばかりですね。
昨日の予想は高値の判断を失敗しました。
終わってみれば予想出来なければいけない簡単な値動きでした。
このnoteを参考にしてくださる方が増えている中で完全に私の怠慢でした。
損失を出してしまった方へは本当に申し訳ございません。
テクニカルの分析に昨日の値動きについて書いております。
以後気を引き締めて分析に取り組みますので宜しくお願いします。
テクニカル分析
日足DCその他GC中。
日足8.時間4時間0ライン以下
GC中のラインも下向きに変わりつつわる状況です。
日足
変わらず5波形形成途中です。
下抜けすれば目先108.3~108.4を目指す下落トレンドのまま。
4時間上値抵抗を一瞬抜けたが弾かれてます。
4時間はクロスタイムに向かって下げが加速しております。
ここのタッチを抜けきるかどうかに注目。
1時間
見解は変わらず戻り4波形が終わり5波形形成途中。
意識されてるフィボの底は109.07のタッチに変更ありません。
ここを少しでも抜けてくると意識される値幅大きくなるタイミングです
そして昨日の値動きについて
昨日上値の分析をはずしてしまいました、終わってみれば一つ前の波形のミニチュア版という結果に終わり、これを読めなかったのは完全に怠慢でした。
二番底の波形を100%クリアしてからの反落。
リズムは1つ前と全く同じです。
下げ幅に注目してます。
1つ前とそこも同じなら、今回の下落は109.16までで止まります。
そこを少しでも抜いてくるなら転調です。
そこで止まるなら揉み合い継続となります。
本日はそこに注目。
昨日もお伝えしましたが、大きなエリオットカウントの中で小さなカウントを作れば作るほど、次の値は大きくなります。
次に狙う値幅が大きければ大きいほど揉み合いが続くのが相場です。
今は上値を追えるタイミングではないので、上がれば売りのタイミングを計るというエントリーを徹底しましょう。
テクニカルの知識を少しお話します。
アルゴについての同じ質問をDMで何通かいただきましたので、私の回答をこのnoteで一部共有します。
私の自作のドル円日足アルゴの周期はこちら
これは波形が強くなる日足の周期を計算したものです。
一定のリズムで波形が強くなってるのがお分かりいただけますでしょうか?
これがよくnoteに書くアルゴ・クロスタイムというものです。
アルゴリズムには必ず入口・中間・出口が存在します。
今どのアルゴの波形で動いてるのかを予想していきます。
現在私の見ている値動きは上記のような形を予想してます。
次に日足の波形が強くなるのは右下の矢印続いて右上の矢印
リズムの転調が無ければ下は下げが強くなる周期、上は上げが強くなる周期となってます。
上(6月20日前後)に関してはフラクラの仕掛けが入ったアルゴの周期の対角とも取れますので、この下落相場の出口になる可能性もあります。
周期とよく書いてるのは全ての時間軸のアルゴを作成しておりますので、それをベースに情報の発信をしております。
では本日のまとめ
●109.16下抜けなければ揉み合い継続
●109.16抜ければ109.07を抜けるか注目、抜ければ市場に意識される値幅が大きくなる。
●下落トレンドなのでエントリーは売りに絞る。