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Day23

子供の頃の気持ちは、大人になると日常の忙しさに埋没します。
心から好きなことに没頭する時に、ようやく思い出す、特別な気持ちとなります。
その特別さは、好きなことについて話す時に、熱いエネルギーとなって聞く方へ伝わります。

私は、熱いエネルギーを持って、好きなことについて語る人が好きです。
元気をもらえます、本当に。
声にこもる、というか、宿る魂のようなモノを感じます。

不思議なことに、選挙やさまざまなアジテーション、新興宗教などの活動については、このパワーは全く感じ取れません。
これは、おそらく私の耳は指向性が高く、私が好きなことにのみ強く反応するからです。

つまり、私が好きなことを、私と同じくらいの熱量を持って語る人を、自動的に選んでいるんですね。
この機能のおかげで、事故に巻き込まれずに済んでいます。
これはよくできた仕組みで、私が語ると、聴衆にエネルギーを持っていかれます。
減少したエネルギー補充のため、同好の士を探し求めるという循環が出来上がりました。
仮説の成立です。

その仮説の証明のため、動画や音声SNSを巡るのが、最近の日課になりました。
そうすると、画像付き音声(=動画)よりも、音声だけに特化したモノの方が、訴求力が大きいことが判明しました。

そのような訳で、最近は音声SNSを好んで使用しています。
仮説の証明のため、空間を飛び越えて親しくなれた同好の士たちと一緒に、エネルギーの循環を作っては浸り、消えたらまた作るを繰り返しています。

なんだか中毒患者の手記のようになりましたが、好きなことについては、人間皆んな中毒患者であると、私は思います。
とりあえず、実生活や公共の福祉に反しない限り、好きなことの追求は、止める予定は今のところありません。

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