ねえ、思ったよりまともになってたよ(ストラテラのはなしとちょっとだけ他精神疾患のはなし)
ひどいシフトのせいで受診が出来なかった
薬の貯金をちびちびくずしていたら底をついたことに気付いたのは無くなってからだった
薬を飲みはじめてやっぱりかなりまともになっていて、狂ったわたしが流れ込んでくることが酷く苦痛ということを思い知った
①病状について
②内服薬について
③内服中止して苦しんだこと
④今後について
①病状について
簡単にいうと発達障害というのは人と考えや感覚がちがっていて、うまく伝えられないびょうきです。
そのせいでうまくほかのひとに溶け込めなかったり、怒られることが多いことで自分に自信がもてなかったり仕事に就けなかったりさまざまな弊害があります。
詳しく言うと私は自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)注意欠陥優勢型です。二次障害として抑うつ状態があります。
いわゆる片付けが苦手、あせあせしている、優先順位のつけ方がおかしい、人間関係をすぐクラッシュするなどあてはまることは多く、家族歴(母親が同様の症状がある)(先天性のため遺伝することが多い)もあるためADHDはそうなんだろうな〜って感じでしたが2019年4月に精神科に初めて受診してもろもろ検査を受けたところASDも見つかりました。
どんまいですね
この時点でもうほぼほぼ解雇が決まっていました、かなしいね
内服を始めたらかなり良くなりました(その時の話はまえのnoteで書いています)
ノイズが減ってコミュニケーションもとりやすくなりました
ADHDの薬はありますがまだASDについては研究が進んでおらず、薬はありません
そのためとりあえず内服でコントロールできること(ADHDとうつ病)について治療することになりました。
飲み始めてからひとつきくらいで効果が出て、いまいちになったら増やして調整するの繰り返しです。
病名は取扱説明書です。
言われてみてあ〜〜それな〜〜〜みたいなことが多くて、そしてやっぱり人の心はわからってなかったしきっとあんまりこれからもわからないし、そのせいでいろんな人に迷惑かけてもうしわけねえなあって思います。
でも過去は変えられないし、しかたない。
引っ越しましたが、同様に治療を続けています。今のところいい感じの先生に続けて当たっていてありがたいです。
ADHDについても薬剤はあるもののよくわかっていないことが多いです。
(ナルコレプシー様の症状が出ることもあり謎すぎ)
②内服薬について
現在ADHDには3つの処方薬があります。
未知の薬もあるかもしれないし、海外では別のものも使われているかもしれませんが、日本で症状に対して効果が認められているちゃんとした薬というのは3種類です。
コンサータ(メチルフェニデート)
ストラテラ(アトモキセチン)
インチュニブ
の3つです
インチュニブは最近保険適用になりました。(もとは血圧を下げるお薬です)
そもそもADHDは子供がかかるもので年齢が上がれば徐々に治るものといわれていたため、どれも18歳以上に使われ始めたのは最近です。
つまり成人に対する副作用や長期で使用した際の副作用は研究が進んでおらず、よくわかっていません。
簡単に言うとコンサータは【出す薬】ストラテラは【抑える薬】インチュニブは【抑える薬】かなと思います(ちょっと違うのですがイメージ的に)
コンサータはドーパミンを出すことでうまく頭が働くようにするもの、ストラテラはノルアドレナリンを使いすぎないようにすることでうまく頭が働くようにするもの、インチュニブはイオンチャネルをいじってうまく頭が働くようにするものって感じです
このうち私はストラテラを飲んでいます。
ストラテラが合うということは自己解釈も含みますけど私はノルアドレナリンが過剰に出過ぎたり過剰に出ることによってカツカツになることで、一時的に頭が働きすぎてノイズがやべーのといきなり電池切れになっているということです。
甘くも苦くもないので飲みやすいですが定期的に薬を飲むこと自体しんどいですね
③内服中止して苦しんだこと
脳が働きすぎて幻聴幻覚思考のまとまりのなさが酷くて食事も水分もとれず指先は動かせるのでTwitterは無限にできるしやばいですね。
中止というか単に受診出来なかっただけなのでストック管理に注意します
④今後について
まあ、飲まなくて苦しんだので思ったよりまともになっていて良かったねという話で。
良かったね、生まれ持った個性を殺せて
上記の通り、現時点での長期服用の副作用は不明ですので研究が進んでくれることを祈ります