2024.3.21 理科 最後の授業
映画「オデッセイ」の3回目の鑑賞をしました。
火星に取り残された宇宙飛行士(マット・デイモン)が、助けに来た宇宙船に乗り移る場面が危機一髪の連続で、助かった瞬間大きな歓声が沸きました。
(映画「オデッセイ」は、近々Netflixで配信予定です)
「最後の授業」と言うことで、映画の前に少し話をしました。
(タイトル)「科学的に考える力」は、身につきましたか?
「科学的に考える」とは、どういうことでしょうか。
授業では、「予想を立てる→討論する→実験する」という道すじを大切にしてきました。討論するときには、班で1枚ホワイトボードを配って、一人一人の予想やその理由を思い思いに書いてもらうこともありました。その後、「いざ、勝負」というかけ声とともに実験です。これで、どんな予想が正しかったのか決着がつきます。
そんなことを繰り返していくと、実験の背後にある「法則」や「原理」が見えてきます。
「法則」や「原理」は、分かってしまえばとても単純な姿をしています。
みなさんも、これからの長い人生、答の分からないいろいろな問題に直面すると思います。そんなとき、是非「どうやったら解決するかな」と予想を立ててみてください。そのときのコツは、「自分でいくつか選択肢を立てる」です。
選択肢を立てることで、その問題の問題点がクリアになります。
理科の授業で身につけた「科学的に考える力」がみなさんのこれからの人生に役立つことを願っています。