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2023.12.28 理科 木星は気体でできているのか?
2023.12.25 の記事の「木星は気体でできているので、地面がありません」に対して、理科の先生より「この表現は正しいのだろうか」とコメントをいただきました。ありがとうございます。
惑星は、地球型惑星と木星型惑星に分類されます。
上の図は、ウィキペディア「木星型惑星」にあるものです。
(ウィキペディアより)
木星型惑星は主成分がガスでできており、密度は小さく、大きさが巨大である。地球型惑星のような固い地表はなく、中心部に近付くに従い、惑星を構成する水素ガスが圧力によって液状化し、さらに深くなるにつれ、水素は液体金属状態になっているものと考えられている。
木星の正確な内部構造は確かめられておらず、あくまで天文学者の推測ですが、現在木星は「気体状の水素、液体状の水素、小さな固体の核の集まり」と考えられています。
「木星は気体でできているので」は、「木星は主に気体と液体でできているので」と表現したほうが正確ですね。
小さな核の表面は「地面」とは考えにくいので、「地面はありません」は正しいと思います。