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無題

陽炎のようにふと立ち現れる自然発生的ななにかに必要以上の意味をもたせず、そのままただあるものとして受けとりたい。

***

世界が求める方向に、
なんの疑いもなく向かっていくことに抵抗したい

人間としての自然な営みを無視してまで獲得したいものはなにか

1週間を「静」と「動」に分けて、
大雑把に生きることをいつまで続けるのだろう

***

ある人は、
「あなたのエネルギーの色は透明だ」と言った

ある人は、
「あなたにはいつも風が吹いてるね」と言った


だからといって、世界はなにも変わらないのだけれど

なにをしようとしなくても
ただ生きているだけで、存在するだけで与えているインパクトを確かに認めたいわたしがいる。

誰かのために無理やり演じる役割に、
社会的に意味があるとされるものを生み出す行為に、ほとほと嫌気がさしている今日この頃

***


伝わらないかもしれないし、よくわからないかもしれない。それでもいまこの瞬間に内側にある感覚を、ただ、そのまま。


もっと詩的に世界をみていたい。

わたしが美しいと感じるものを、心にぐっとくる感覚だけを、大切にして生きていたい。



この記事は、THE COACH の仲間と綴る「2024年夏のアドベントカレンダー」に寄せて書きました。今回のテーマは「陽炎(かげろう)~今見ている物語~」。この企画はいつもわたしに一歩踏み出すきっかけをくれる。まほちゃん、みどりん、ありがとう。



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