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反省@2022

これは人工芝アドベントカレンダー2022 23日目の記事です。10分で何かをポストします。

年末なので2022年じぶんにとってどんな年だったかなーと振り返る機会がちょくちょくあるのだが、パッと思うのが可もなく不可もなくで点数で言うなら100点満点中50点くらいなんだよなぁという手応え感がある。

良いこともそんなになくて、嫌だったこともそんなになくて、なんとなくで1年過ぎたような気がしてて、これは本当に良いか悪いか今の時点で判断ついていないのだが、なぜそのような印象に至ったのかここで少し考えても良いかもしれない。

1つ心当たりがある点としては、めっきり怒ることが少なくなったというのがある気がする。これはじぶんの昔からの性質に依るものであるが、怒っている状態がなぜか一番パフォーマンスが出るというものがある。

以前友人と話していて「ある仕事でとても理不尽な目に合って腹がたったのだが、そうしたときほど逆にリカバリーのために力が出る気がするんだよね」という話をしたら「それは逆に珍しいんじゃないか?怒っているときは怒っている感情そのものに邪魔されてしまいふつーは力なんて出ないものだよ(少なくともその友人はそうとのこと)」と言われた。

たしかに言われてみると不思議な感じがした。煮えくり返るくらい腹が立っているときは、それ自体がなにクソ!ふざけんな!というエネルギーに転換されているという実感がある。逆にそうした逆風がないときは根が怠け者なためか、やる気がなくなりなにもしてないをしていることが増えている気がする。

つまり、2022年は仕事もプライベートも環境に人に運にそれなりに恵まれているという実感がある。それは運ももちろんあるのだが、環境や人間関係に対する距離感というかバランス感はじぶんなりに上手くいくように調整することに労力を割いてきた努力の結果とも言えると思う。

このこと自体は順調といえば順調なのだが、無難といえば無難であり、逆境でこそやる気が出がちだったじぶんにとっては意外とこれまであるようでなかった1年だったのではないかとぼんやりと振り返っている。

来年また振り返るときに今年が実は僥倖とも言える1年だったと位置づけられるかもしれないし、もしかしたらこれまで逆境に身を置き過ぎていて「普通」が分からなくなっていたところの風向きが変わったタイミングなのかもしれない。

逆境に身を置いていて周囲から理不尽に怒られたり無茶振りされることはそれはそれで勝手に課題が外から降ってくる環境とも言えるので、それをいかに耐えるか、また周囲を変えるか、はたまたじぶんが変わるかを考えるきっかけになりやすく、楽といえば楽だったのである。

もし今年から風向きが変わって周囲から風が吹いてこなくなったとなると、逆風がなくなったとなると、来年からはじぶんで風を起こしていかなくてはならなくなったとも考えられる。

今年を反省して、風を起こしていきたい。

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