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週刊ブックレビューを懐かしむ
これは人工芝アドベントカレンダー2021 9日目の記事です。10分で何かをポストします。
人工芝で夏を感じる
冬の冷たくて寒い雨の日である。ふと家の床に青々とした人工芝が敷いてあれば夏を感じることができるのではないか。そう独り思った(完)
この元ネタは、Researchat.fm ep.121 で紹介されていた panpanya 先生の漫画「二匹目の金魚」の「季節の過ごし方」というエピソードである。
「季節の過ごし方」のあらましは、夏の風鈴の音色を聴いてふと蝉の声のような夏らしい音色を夏に録音しておき、冬になって寒々しい部屋の中でセミの声を鳴らせば真夏のキンキンにクーラーの効いた部屋にいるように錯覚することができるのでは…… そしてやってみた、みたいな話である。
面白い漫画も本もオススメされたものが多い
自分の実感として面白い漫画や本はなんとなく人からオススメされたものが多い。
もちろん、自分自身で見つけて読んでみて面白いというものもなくはないのだが、確率的に人からオススメされたものの方が面白いと感じることが多い気がしている。
週刊ブックレビュー
じぶんがよく観ていた時期は10年くらい昔だが、週刊ブックレビューという番組が存在していた。
児玉清さんがホストを務め、著名な作家や読書家のゲストとオススメの本を紹介し合う番組である。
毎週ゲストの読書家たちの中でホットな1冊が取り上げられ、ジャンルも小説からノンフィクションまでさまざま「とにかくコレ読んだらめちゃめちゃ面白かった」という一押しを書評形式で紹介していく番組だった。
児玉清さんを筆頭に書評するゲストがとにかく良かった。ひたすら本読んでるような読書廃人揃いだった(小説家などもいた)。
じぶんが一番興味深く観ていた時期は、番組全体としては21年間続く長寿番組最後の数年間だけだったが、今でもアーカイブがどこかに残っているならサブスクでも何でもいいので全部見返したいと思える良い内容だったと記憶している。
週刊ブックレビューのような活きの良い書評番組って今はどこにあるのだろうか?
おわり
本読みが本を読みたくなる気持ちを加速していく触媒として、本をオススメするメディアというものがある。
本をオススメする雑誌や本みたいなものも多数存在するが、動画や音声メディアの方がなんとなくオススメに熱が入るので好ましい。
また、本をオススメするのは誰でもよいかというとそうではなくて、本を愛し限界まで読書に時間を費やしてしまっている読書廃人みたいな面々じゃないと良い本はチョイスできない気がする。
じぶんも2021年色々な本を読んだが、1年振り返ったときイマイチ周囲から加速された感じがそこまで多くなかったと思い、ふと週刊ブックレビューがあったらなぁと思い出されたので、久しぶりに懐かしんでみた。
2021年12月現在、オススメの本をオススメする動画・音声メディアあれば誰か教えて欲しい!
では!
読書廃人(博士?)イメージ(引用元:いらすとや)