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とりあえず新しい方に軸足を置いておくという姿勢
mixi2
今日会社から帰るとミクシィから新たな SNS として mixi2 がリリースされていた。
早速流れてきた招待リンクから新規登録をしてみた。
— あらB (@ark_B) December 16, 2024
リアクションの絵文字のバリエーションが色々とあったり、テキスト投稿自体を大文字にして揺らしたり光らせたりするエモテキ?という謎機能があったりする。
リアクションの絵文字のバリエーションが多いことなどは国産SNS の Misskey のパクりではないか?というツッコミも出ていた。
この手の新しい SNS が出てきたとき必ず既存のツールのユーザーから色々な方向から批判が出るものである。
個人的に面白いと思うのが必ずしも年齢の上の世代から常にそうした批判が出まくるわけではなく、正直あんまり年齢関係なく若い世代からもそうした新しいモノに対する反発・批判がめちゃめちゃ出てくる点がある。
それでもあえてオススメしたいのがあまり深く考えずに新しい方に軸足を置いておくという姿勢を取り続けることである。
なぜなら今既に確立しているモノに囲まれて培われた価値観なんぞでは新しく出てきたモノの良し悪しなんて到底判断できるわけがないからである。
パラダイムが変われば良し悪しなんてあっという間に変わるものであり、古い船と比べること自体ナンセンスである。何も考えず新しい船に乗ってエイヤッと冒険に漕ぎ出すことをオススメしたい。
最近ちょうどそれと似たテーマを扱った「会社の老化は止められない」という本を読んだ。会社組織は常に不可逆的に老化の一途をたどらざるを得ないという事実を受け止め、ではどうすればいいのか?何か手は打てるのか?ということが書かれた本である。
この本は途中で軽薄に新しい方に軸足を置き続ける「非常識」を持った人が次世代を創っていき、それができない/できなくなった「常識人」から過去の常識に囚われ負債化していくというような論が展開されている。
軽薄に新しい方に軸足を置いておくような「非常識人」として生きるのは時としてしんどい瞬間も多いと思うが、そういう「非常識人」を応援したり褒めたりする(少なくとも批判したりサゲたりしない)ような組織や社会であった方が豊かだと思う。
梅田望夫さんの「もっと褒めろよ」の記事にも通じるところがありそう。