【TOEIC730点までの最短ロードマップ】900点が徹底解説!
みなさんこんにちは、Arkaiveです。
今回は、
TOEIC730点を超したい。
なかなか600点台から抜けだせない。
理想的な点数配分は?
といった悩みにお答えしていきます。
600点を目標にしている方は、まずはこちらの記事からご覧ください。
この記事を書いている私は、2カ月半の勉強で645点から900点まで点数を伸ばしました。最短で点数を上げたい方は必見です。
✔この記事から得られること
730点到達までの具体的な道筋が分かる。
600点から抜け出す勉強法が分かる。
何の勉強に時間を割けばいいか分かる。
本題に入る前に、730点までのロードマップの全体像を紹介しておきます。
リンク先へ飛べるようにPDF版も配布しておきます。(リンク先に飛ぶにはhttps://の部分をクリックしてください)
それでは具体的な内容を見ていきましょう。
本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もし「有益だった!」と思っていただけた場合は、私の大好物であるカントリーマアムを調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。
730点の理想的な点数の取り方
はじめに、700点を目指している方は、「なぜ730点が目標点数なのだろう」と思われているかもしれませんが、それには3つほど理由があります。
TOEICの運営元(国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、英語能力レベルを860点、730点、470点、220点で区切っている。
金のフレーズとの対応が良い
730点を目標にすることで700点は超えられる実力が付く。
1についてはこちらをご覧ください。
上の写真にあるように、730点は、TOEICスコアを5段階に分けたときの上から2つ目のランクに位置する点数で、TOEIC受験者のおよそ上位25~28%に位置します。
また、以下のTOEIC公式サイトで各回のTOEIC平均点やスコア分布が掲載されているので気になる方はどうぞ。
730点というスコアはTOEICで上級者の入口として認知されるレベルになりますが、実際に社会においてもこの730点が一つの指標となっています。
例えば以下のTOEIC公式ページにもあるように、TOEICスコア730点以上を持つ受験者に対して、英語試験の免除する大学があったり、730点以上を大学入試の出願要件の一部に定めている大学もあります。
また、730点以上を採用要件とする企業や昇格の際に730点以上を求める企業も増えてきています。
2の金のフレーズについては後に説明しますが、金フレをお持ちの方はご存じのことだと思います。
そして、730点を目標点数に設定したときに、リスニングとリーディングの理想的な点数配分があります。
理想的な点数の取り方は以下です。
Listening:390点 Reading:340点
理由は次の通りです。
平均点がリスニングセクションの方が高い。
リスニングの方が勉強量に対しての点数の伸びが大きい。
各パートの目安となる得点率が分かりやすい。
1に関しては公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧で、TOEiC公式が公開していますので興味のある方は覗いてみてください。
2と3に関してはこれから丁寧に解説していきます。
金のフレーズについて
みなさんは金のフレーズはお持ちでしょうか。私はTOEICの単語帳は金のフレーズをおすすめしています。
質が高く、本当によく出る単語を1000単語厳選して掲載してあるほか、Supplement(補充)として、Part1に頻出の単語を集めたセクションや、TOEICで頻出の多義語についてまとめたセクションなどがあり、非常に充実した内容となっております。
以下では、TOEIC 730点を目指す人がやるべきセクションを解説していきます。
860点レベルまで覚える。
この単語帳はTOEICの目標点数に応じて以下のようにセクション分けされています。
600点レベル(400単語)
730点レベル(300単語)
860点レベル(200単語)
990点レベル(100単語)
まずは730点レベルまでの単語を完璧に覚えましょう。
そして、次の章で説明する勉強と同時並行で860点レベルの200単語も覚えていきましょう。
というのも860点レベルのセクションも、730点レベルの単語と大差なく試験に出る単語が多く含まれているからです。
860点レベルの単語も8割程度覚えることができたら、かなり世界が変わります。是非チャレンジしてください。
Supplement(補充)セクションも覚える
先ほど紹介したように、金のフレーズでは補充のセクションが掲載されています。内容は以下の通りです。
パート1重要語100
部署・職業名
前置詞・接続詞・接続副詞
多義語
定型表現
これらのセクションも1周しておくようにしましょう。
特に、1(パート1重要語)と4(多義語)は非常に有用なので、何周もして9割以上覚えましょう。
Part1の対策は、金のフレーズだけでも十分です。
それでは、最初に紹介した「理想的な点数」を取るための具体的な勉強法を見ていきます。
リスニング390点までの勉強法
まずはリスニングから見ていきましょう。
私が普段、模試の得点を算出するときに使うこちらのサイトによると、
リスニングセクション:390点 = 正答率81%
全パート8割を目指そう
そして、リスニングはPart1~4まであるわけですが、その全パートで8割の正答率を目指すことが最も再現性の高い点数の取り方だと考えられます。
具体的な正答率は以下の通りです。(正解問題数/問題数)
Part1:5/6 (8割)
Part2:20/25(8割)
Part3:32/39(8割)
Part4:24/30(8割)
これで、81/100 となり、8割を達成できますね。
いくつかのパートの勉強は捨てることができるのが600点、どのパートもある程度の得点率を求められるのが730点です。
満遍なく点数をとるための勉強法を紹介していきます。
Part1&Part2(Part2は重要)
Part1は先ほども説明した通り、金のフレーズの Supplement 1 を極めることで0~1ミスに抑えることができるようになります。
難易度も高くないので早めに対策しておきましょう。
問題はPart2です。近年Part2が難化していることもあり、苦手意識を持たれている方が多いと思います。
ただし、正しい勉強法を行えばPart2は比較的簡単に攻略することができます。
私は以下の記事で説明している勉強法で8~10ミスだったのが、0~3ミスまでに減りました。
この記事の勉強法(ネタバレ:ディクテーション)を行い、5ミス程度に抑えれるようになったら、Part2はクリアです。
Part3&Part4(先読みの練習)
Part3とPart4は、Part1とPart2に比べて難易度は高く、正答率を8割に持っていくことはそう簡単ではありません。
Part3:3問で1セットが13問(計39問)
Part4:3問で1セットが10問(計30問)
正答率8割というと、2セット(6問)中 1ミス。といったイメージです。
現在600点台のみなさんにはかなり厳しい目標だと思います。
そこで、Part3&4に関しては「先読み」の練習をすることをおすすめします。先読みに関しては以下の記事で完全解説しております。
先読みができるようになると、正答率が跳ね上がります。
実際に私も正答率が7割弱だったPart3&4が、先読みを極めたことで9割強にまで伸びました。
最初に説明したように、リスニングで390点を目指す皆さんは、正答率8割を目標にして取り組んでいってください。
Part3とPart4は勉強に時間をかけるべきパートです。是非先読みの練習を日々の学習に取り入れてみてください。
リーディング340点までの勉強法
それでは次にリーディングを見ていきましょう。
リスニングと同様にこちらのサイトによると、
リーディングセクション:340点 = 正答率72%
次に、各パートの目標正答率を確認していきます。
Part5&6を8割、Part7を7割
リーディングセクションはPart5~7まであるわけですが、理想的な正答率は以下の通りです。
(正解問題数/問題数)
Part5:24/30(8割)
Part6:13/16(8割)
Part7:38/54(7割)
これで、75/100 となり、目標正答率72%を達成できますね。
繰り返しになりますが、
いくつかのパートの勉強は捨てることができるのが600点、どのパートもある程度の得点率を求められるのが730点です。
リーディングに関しては特にPart5に力を入れて勉強することが需要になります。
Part5&6(Part5は超重要)
みなさんご存じの通り、Part5は30問あります。内容は短文穴埋め問題で、Part2と並んで対策がしやすいパートとして有名です。
勉強がしやすい上に問題数も多いので、ここで得点を稼いでおきたいところです。
詳しくは以下の二つの記事で述べています。まだご覧になってない方は是非。
Part6のための対策は特段必要ありません。Part5の勉強をしっかりしておけば自然とPart6の正答率も上がっていきます。
Part7から逃げない
Part7の目標正答数は、およそ7割の38/54でしたね。
Part7は長文読解問題で、長文を読むのが苦手な方はかなり苦戦するパートだと思います。
ただし、正しい勉強法を行えばその苦手意識は吹き飛びます。勉強法と問題集については以下の記事で徹底的に解説しています。
これらの記事を読み込んで頂ければ、最短でPart7の正答率を7割にもっていけるはずです。
時間配分を考えて模試を解く
これまで、パート毎の対策を説明してきました。
TOEICは「試験慣れ」が超重要なテストなので、模試を何度も解いてから本番に挑むことが必要です。
使う模試は公式問題集をおすすめします。よろしければこちらもご覧ください。
また、この公式問題集を解くときに意識して頂きたいことは、やはり「時間配分」です。
私が600~800点の方におすすめしている時間配分は以下です。
詳しい解説はこちらからどうぞ。
この通りに解けるようになっていけたら730点はもう目の前だと思います。一度こちらの時間配分を使って模試を解いてみてください。
TOEIC 730点までのロードマップまとめ
いかがだったでしょうか。
今回紹介したものが、現在最も再現性の高いロードマップです。730点を取るにはどのパートも捨てることはできません。
正しい勉強法を毎日積み重ね、是非最短で730点に到達してください。最後にもう一度、730点までの最短ロードマップを掲載しておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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