#10 自分で選ぶということ
実家に7歳のオカメインコがいます。雛の時から挿餌をして育てた可愛いツンデレな愛娘なのですが、"永遠の3歳児"と呼ばれるよう、会う度に愛嬌溢れる楽しい動きで可愛さを撒き散らしてくれます。
私は"可愛いが羽生やして歩いてる"とよく表現しますが、我ながら的確だなぁなんて、しみじみ。
7歳児。可愛い!!
そんなウチのインコですが、ちょっと変わった好みがあります。餌のパレットの色を"選ぶ"のです。赤、黄、緑、オレンジ、、とその日によって選ぶものを変えます。選んだ餌を咥えて、水にちょんとつけて食べるのですが、すごく個性的です。
人間で例えたら、ご飯飲み込む時、毎回お茶を飲む感じです。
籠の中の鳥ですが、なかなか自由でいいなぁと見てて思います。生きててえらいと褒められるので、来世は入れ替わりたいものです。
自責、他責と言いますが自分の事にフォーカスして考えていたら全て自責になります。他責にしないように常々注意しています。結果として、ストレスがなくなり、やるべきことが増えて充実感が増しました。
とある先輩から教えて頂いたことで、“自分の働きかけ次第で、結果が変わる。今の結果は自分が何を選んできたかで決まる。”と教えて頂きました。
つまり何が言いたいかというと、良くも悪くも、自分が選んできた選択の延長線上に今がある。ということです。
少し酷な話かとは思いますが、例えば、
会社でパワハラに悩まされていても、その会社を選んだのは自分。
恋人と別れたとして、恋人を選び、別れた理由を作ったのは自分。
と言う風に考えるのが大事と。解釈を間違えないように訂正しておくと、決して自分を責めるのではなく、自分が変われば結果は変わると言うことです。
この考え方に慣れるまで辛いこともありましたが、実際そういったピンチに直面するとこの考え方はすごく役に立ちますし、考え方が自由になります。
実際、自分ではどうにもできないことも出てきます。そういう時は、一旦受け入れて自分がどうしたらベストか考える。誰かに助けを請うなど、できることをするだけです。
インコでも自分が食べるものを選べます。自分が選んだことで何が起こるか決まるので、その時々でベストを尽くしていきたいものです。