#42 役に立った経験〜陸上競技⑥〜
『はじめの一歩』という漫画をご存知でしょうか?
ボクシング未経験の高校生、幕之内一歩がプロデビューし多くのライバルと試合をしていくスポーツ漫画です。
是非、幕之内一歩vs千堂武士 日本フェザー級タイトルマッチ戦は見て頂きたいです。作中では、とても面白い試合がたくさんあります。最高の試合を”ベストバウト”と言いますが、私の中ではベストバウトです。
日本フェザー級タイトルマッチ戦の一コマ
(ミックスアップ…試合の中で成長していくこと)
なぜ、この話を出したかというと、切磋琢磨でき、刺激を与え合う存在がいれば、自分の能力以上を引き出せる可能性が高いからです。
別にこれはスポーツの話だけでなく、仕事でもプライベートでも一緒だと思ってます。
(題名詐欺ではありません。)
スポーツの話
陸上競技をかなり本気でやっていましたが、1人ではなかなか成長は難しいです。そのため、少し自分より競技能力が高い選手や抜きつ抜かれつができるライバルの存在は本当にありがたいです。
競技中は自分と向き合うタイミングが多く、自分の目標を決めてトレーニングを続けていきます。
自分自身と向き合い、超えていくことは想像以上に難しく、自分1人で全て目標達成できる人は超人です。スポーツのみならず他の分野でも良い結果を残せます。
追いつき、追い抜かそうとするエネルギーはとても強いです。
はじめの一歩の話も一緒で、追いつき、追い抜かそうとする試合は自分の限界を引き出し、より高いステージに突入します。その存在は”ライバル””仲間””友達”など人それぞれです。
仕事の話
特に新しい分野や挑戦したい分野で少し前を行っている友人や関係者の話は自身にとって成長のきっかけになります。
また、会社の中でも、こういう風に仕事したいと思える”先人”から学ぶことは大事です。自身が進む方向のヒントがもらえたり、またこちらが持っている情報や価値観を共有することで喜んでもらえることも増えるからです。
上手くいっている人のやり方は、自分にとって灯台になります。
船で例えたら分かりやすいのですが、暗い中、船を漕ぎ出すのは不可能です。おそらく難破します。船をまっすぐ漕ぎ出す為には灯台が必要です。その灯台は上手くいっている人の行動、結果、価値観です。
先日、10年ぶりに会う友人と将来こうなりたいとビジョンの話で盛り上がりました。お互い、陸上競技が好きでどうにか仕事にできないかを考えているところです。
ビジョンは人と話し、共有することで磨かれます。人の話を聞いて自分のビジョンに注ぎ足すこともできます。
お互いのビジョンを共有し刺激を与え合える存在は大事です。
お互い良い成長をしたとしみじみ思いました。これからお互いの人生わくわくするなー!と話ができる友達がいることはとても心強いです。