#16 役に立った経験~陸上競技③~
中学校から陸上競技をたしなみ、最初は110mハードルから始めました。
現在も他の種目をすることはなく、かれこれ10年以上続けています。
中学時代は地区大会7番で県大会出場も敵わない状態でしたが、高校から種目を増やし、400mハードルをメインとしました。110mハードルをサブ種目に変えたのです。理由はシンプルに向き、不向きを考えてのこと。僕には400mハードルの方が合ってたのです。色々要素はあると思いますが大体こんな感じ。
・体が大きく、歩数の有利を取りやすかった。
・ハードルの高さが変わらなかった
・ハードルの基本はできていたため、すぐ試合で走れた。
・早い動きが得意ではなく、大きな動きが得意だった。
簡単に言えば始めるのにまさにハードルが低かったわけです。
顧問の先生は恐らく、それを汲み取って種目を勧めたのだと思います。
技術要素は一旦置いといて、得意なところが伸びる種目を選ぶことになりました。結果として、今までではあり得ない結果が少しずつ出てきます。
400mを走りながらハードルを走るのはとてもしんどいです。
表現しがたいですが、1回、約50秒前後に1日のすべてが注ぎ込まれます。
走った後の1日は”早く風呂入って寝たい…”で頭がいっぱいです。
続けた理由は、”勝てるから”続けていました。
正直、100mや110m ハードルの人はいいなぁと今でも思います。笑
でも競技をする以上、”勝ちたい”のです。
しんどいけど、勝てるから400mハードルを選びました。
好きな競技と勝てる競技は違います。
勝てる競技が、好きな競技ならそれほどまでに幸せなことはありませんが、
勝てる競技で勝てないなら努力の方法が間違っています。
それか、そもそも努力の方向性が違うかもしれません。
『好きこそものの上手なれ』という言葉がある通り、あまり好きなものでなくても続けるうちに好きになっていくものです。
勝つために考えて、一番ベストな方法をとる。
目的達成するためにどうすればいいのか考える。
前の会社の先輩に例え話で
”3時間半でディズニーランドに行くにはどうする?”って聞かれたことがあります。
もちろん、新幹線でいきます。
仕事や趣味、広くは人生において、この新幹線がわかっていない人が多いそうです。
新幹線=努力の方法
3時間半=期限
これができると何事も上手くいきます。
私はスポーツ推薦を取りに行くため、新幹線に乗りました。
400mハードル=新幹線
スポーツ推薦(高3のインターハイ)=期限
当時一生懸命考えて頂いた顧問の先生には本当に感謝しています。
今の考え方を教えてくれて、整理してくれた会社の先輩にも感謝です。
少し話はそれましたが、
陸上の話はまだまだ続きます。
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