日本の広告費を見て思う紙メディアのこと
日本の広告費2023の概要
・インターネット広告(前年比107.8%)
・新聞広告費(前年比95.0%)
・雑誌広告費(前年比102.0%)
日本の広告費を見て思う紙メディアのこと
確実に減っていくこと(新聞売上は前年比95%なので感覚よりも減りは緩やか。ただ確実に減る流れは止まらない)雑誌は前年比102%で増加(ただし電子コンテンツなど)。
人間がリアルな物体である限り、またはweb3.0でオンライン上でお金を稼いで、娯楽があったとしても、リアルなご飯を食べて、触感がある限り、触れるモノの価値は無くならないと思われる。
紙媒体は、個別化(パーソナライズ)されない。そして、ネットに比べてパッケージになっている。記事コンテンツ単体ではなく、一つのテーマなどに基づいて塊になっている。雑誌であれば特集、新聞は朝刊単体など。(ネットはSNSやLINEニュースヤフーニュース、googleアプリのレコメンド記事など、記事単体で流れる。)
新聞誌面はレイアウトされている。大事な要素は大きく目立つ。
新聞誌面は、ドキュメンタリーの連載のようで、またクイズや4コマ漫画などのエンタメ性も求められる。それらの塊から構成される読み物。
人の生活行動やデバイスの変化により、コンテンツの媒介は確実に変わっていく。情報の取り込み方は変わっていく。現在の若年層がシニアになりいづれは文字自体も読まなくなり(老化により読むのが大変になり)、一層音声コンテンツがふえるのではないだろうか。
可処分時間の限界からも、音声による”ながら視聴”が生活の中で効率的な情報摂取になるのではないだろうか。