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【子宮の日】子宮体がんにもご注意を(30歳でもなる時はなる)


こんばんは。

今日、というか昨日(4/9)は「子宮の日」らしいですね。

調べてみたところ子宮頸がんの予防を啓発するための日のようです。


一般的なイメージとしては、子宮頸がんは20代〜40代、子宮体がんは50代〜閉経後に多いイメージかと思います。


しかし、タイトルにあるように30歳でも、それ以下の年齢でもなる時はなります!
近年では年齢に関係なく増加傾向にあるようです。

実際にわたしも30代前半で子宮体がんになり、手術や抗がん剤の治療をしました。

その時になぜ異常に気付いたかというと、

『不正出血』

があったからです。 


これだけ見れば、「そりゃーそんな異常出たらすぐ病院行くよ!」と思うかもしれませんが、わたしは当時不正出血か生理か判断に悩みました。


話すと長くなるので、とりあえず先に結論から。


不正出血じゃなくても、生理不順やいつもと違うことがあればとりあえず病院を受診しましょう!


当たり前のことかもしれませんが。

ちなみに子宮頸がん検査はわたしも受けていました。
しかしながら子宮体がんは子宮の奥の病変なので子宮頸がん検査では発見できません。
不幸中の幸いで、割と初期の段階から「不正出血」という症状があり、その時点で治療すれば治療できる可能性が高いです。

わたしは、「これは本気でヤバイやつだ」と途中から内心気付きつつ、最初の異常から受診まで1年ほど放置してしまいました。

近年「がん」は早期発見で生存率が高くなり、治療できる病気となりつつあります。
しかしながら、わたしの周りにも発見が遅れて治療したけれども亡くなってしまった方が何人もいます。
また、進行が進むほど治療は長引き、苦しい思いをすることも増えると思います。

わたしは自身が闘病したこともあれば、患者の家族として過ごした経験もあります。
だからこそ、自分のためにも、周りのためにも、定期検診を受け、異常が出た際は面倒がらず、怖がらずに早期に受診してほしいと思います。






以下はわたしが異常に気付いた時の話です。
不正出血や生理の話になりますので読みたい方だけ読んでいただければと思います。

※あくまでも症状は人それぞれです。
今回はわたしのケースをお話ししたいと思います。


不正出血か生理か?

最初に、わたしは特に生理不順があるわけではなく、だいたい1ヶ月程度の同じ周期で生理がきて、約一週間かけて徐々に出血が減っていくおそらく一般的なタイプでした。

出血量は最初は多いけれど漏れるほどでもないし、市販薬を飲めば痛みもなく普通に生活もできました。薬は痛くなってからだと効きが悪いので生理がきた時点で飲むことが多かったです。

大体いつもこんな感じでしたが、30歳を過ぎて生理がきたある日、3日目くらいで急に出血が止まりました。
まだある程度量が出ていた時なので、あれっと思いつつ様子をみていると翌日頃に出血が再開しました。

これが異常の始まりです。

この時点では生理中ということもあり、不正出血とは思っていませんでした。

軽くネットで調べたところ、
30歳を過ぎると体に色々出てくる、とか
生理も加齢に伴い色々不調が出てくる、とか、、

こんな言葉が目に入り、自分の都合のいいことだけ拾って納得してしまいました。
(おそらくページのどこかに病院受診を勧める言葉もあったはず)


こんなことが何回か続き。
生理が終わった後(数日後など)に再び少量の出血があっても、まだ残ってたのかなー程度であまり重く受け止めていませんでした。


しかし、たまにだったものが毎回になり、頻度は増え、量も少しずつ多くなっていきました。
明らかに生理じゃない時にも出血したり。
自分が本気でヤバイな、と思ったのは出血の色です。
これは割と最後の辺りでしたが、生理後半のくすんだ出血の中に明らかに鮮やかな、まさに鮮血が混じっていました。
しかも量もどんどん増える。
最終的には生理ではなくてもトイレでいきんだり、少し力を入れるだけで出血してました。

これもまたわたしにとっては引っ掛けでした。
もともと便秘気味でたまに切れて出血することもあったので…。

受診を考えたことも何度かあるんですが、良さそうなところを見つけても休みがかぶっていたり、初診は予約が必要だったり。
出血は毎日でもないし、痛みがあるわけでもない。「生理」があるから出血に対して鈍感になっていた部分もあると思います。
年齢的に子宮体がんも確率は低いというか、子宮頸がんは考えても体がんは考えていなかったのが正直なところです。


ですが、流石にヤバイと思って受診してからは早かったです。
最初は出血と伝えても、よくあるからね〜、ほとんどは大丈夫だよ〜、とほんわかしてた先生が内診始まったら無言で。カチャカチャという器具の音がひたすら続く。

次回の診察までに病理検査で「がん」が判明、大きい病院へ紹介状。
紹介先では初診日にさっくりと手術決定、術前検査と入院日を決めて帰りました。


ちょっと話がずれましたが、自覚症状の「不正出血」はわたしの場合はこんな感じでした。
皆さんならもっと早い段階で病院を受診していたことでしょう。

もし、同じようにこんなものなのかなーと思って受診を迷っている方がいたら、一度時間をつくって受診してみてください。
何もなくて、心配しすぎだったか、で終わればそれが一番です。

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