ココロの模様
新しい生活様式
新しいシステム
新しい挑戦
どれもワクワクと不安が混在するものですよね…そのココロ模様が楽しい!と思えていた頃を懐かしく感じている私です。
このコロナ禍で先が読み難いと言うこともあって、ロジカルに考えるための情報が散乱している印象があります。だからといって全ての事を思考停止に出来るわけではありませんし、どうしたものかと悩む中…
最近よく目にする、耳にする言葉があります。
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「今ここに在る」
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ということ。
10年ほど前、ギャラリーショップを開いて間もなかった頃。上手く商売も出来ず悩みに悩みまくっていた時期がありました。かなり沈んでいた時期だったとだけ記憶しています。
そんな時にSNSで知り合った占い師を生業にしている女性と、話の流れで宮崎県高千穂へ1泊2日で行くことになりました。
その夜、私は彼女にどんな話をしたのかさえ覚えていません。ただ、ただ、すごく怒られた。「あなたとは高千穂を回りたくない」と言われ、その晩はショックと、長時間運転の疲れもあって何も話せずに布団に潜り込んでしまいました。
次の日、1人で高千穂神社やそのまわりを歩き、天安河原に着いた瞬間、
嗚咽が止まらなくなってしまい、この鳥居の向こう側にある社に近付く事が出来なくなってしまいました。とにかく…とにかく気持ち悪かった……この天安河原の周りに積まれたひとつひとつの石が「人の強欲」とリンクしてしまって、共感力の強い私は近付くことさえも辛い……
でも、折角縁あってここまで来たのだからと、ココロが落ち着くまで待って、半ば強引に社へ手を合わせに行こうと足を踏み入れました。
社の前にたどり着き、手を合わせてご挨拶。
最後に「神様はこんな場所に良くいれますね…」とポツリと呟くと
「今ここに在る」
と、力強い神託が頭のなかで響きました。
…それから嗚咽も止まり、狭まっていた視野も戻り、落ち着いて考えることが出来る様になっていました。記憶もそのあたりからはっきりと残っています。
私はこの時、
自らが作り出したルールに縛られ
見えない恐怖に怯えていました。
でもその答えは
過去でもなく、未来でもなく
今ここに存在していて…
今を生きていることを見直すこと
たったそれだけのことが、
見えなくなっていた。
…先が見えず、ココロ模様が荒れている今日この頃。私は、またこの言葉に助けられようとしています。
今ここに在る
今、ここに存在している事を大事に
しっかりとアンテナを感度良く立てて、
センスを磨いていこうと思います。
未来はまたここから紡がれていくのだから!!
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