過保護と過干渉って?
よくうちの親のことを「過保護だね。」と言う人がいる。小学校や中学の友達にもそう言われてきた。でも実際は違う。
過保護: 必要過多な保護、甘やかしを行う場面が多く、こども自身の自主性を尊重し過ぎ、まともな社会人として巣立つのに必要な躾けをせずに済ますことを指す。
上に書いたように過保護はどちらかと言えば親が子どもが困らないようになんでも先回りしてやってしまうイメージの方が強い。わたしはそうではなかった。たしかに門限は高校まで17時だったし、帰りも少しでも暗くなれば迎えにきていたし、過保護な面もあったと思う。でも、わたしを悩ませていたのは「過干渉」の方だ。過干渉はその文字の通り、過度に干渉することである。わたしの母親はわたしの着る服から持ち物まで全て自分の好きなもの、良いと思うものを選ぶことを強要していた。それに休みの日の過ごし方もしっかり決められていた。要するに家で自由な時間がなかったのだ。
過保護もしっかりしつけをされない、自主性が育たないと言う面で問題ではあるが過干渉もかなりの問題であると思う。何かのサイトで過干渉を精神的虐待と含めている人もいた。本当に虐待だと認識されるべきものであると思うし、精神的虐待というものがもっと世の中に知られて欲しいと思う。今後はわたしが親元で歩んできた18年間について綴っていきたい。