湊崎アリス

こんにちは。湊崎アリスです。毒親の元で育ったため、主にそのことについて記事を書いていこうと思っております。よろしくお願いします。

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「望み」を読んで ※一部ネタバレ注意

いつもは外泊しても朝帰ってくる息子が夕方になっても帰ってこない。そんな心配をしている矢先にあるニュースを耳にする。  縁石に乗り上げ、身動きが取れなくなった車から2人の少年が逃走し、残された車から1人の少年の遺体が見つかったという。しかも、遺体で見つかった少年は息子の友達らしい。さらには亡くなった少年の周りで息子を含めて3名の少年が行方不明になっており、被害者はもう1名いるという噂もあると言う。 そんな事件から石川家は事件の当事者家族として巻き込まれていくことになる。 凶悪犯

    • 毒親との生活 幼少期

      物心ついてから幼稚園卒業までの生活はある一部を除いては普通だったのではないかと思う。幼稚園入園前のことはあまり覚えていないが、入園後は毎日交代で友達の家で遊んでいた。休日は通信教育をやっていたように思う。よくある普通の家庭だろう。  おかしかったのはわたしがわがままを行ったり兄弟喧嘩をするとそれに怒った父親が壁を殴ったり蹴ったり、ものを投げたりして家が徐々に傷だらけになっていったことだ。これは今でも怖いし、この出来事から徐々に親の顔色を見て行動するようになっていったし、父親が

      • 過保護と過干渉って?

        よくうちの親のことを「過保護だね。」と言う人がいる。小学校や中学の友達にもそう言われてきた。でも実際は違う。 過保護: 必要過多な保護、甘やかしを行う場面が多く、こども自身の自主性を尊重し過ぎ、まともな社会人として巣立つのに必要な躾けをせずに済ますことを指す。 上に書いたように過保護はどちらかと言えば親が子どもが困らないようになんでも先回りしてやってしまうイメージの方が強い。わたしはそうではなかった。たしかに門限は高校まで17時だったし、帰りも少しでも暗くなれば迎えにきて

        • 私、湊崎アリスについてと毒親育ちが思うこと

          わたしはいわゆる毒親育ちだ。  毒親とは「毒になる親」の略である。虐待をしたり、過干渉をしたり子どもの人格を否定したりするような親がこれにあたる。  わたしの場合は過干渉と人格否定だった。暴力を振るわれていたとか肉体的な虐待は一切受けていない。これが意外と厄介だったりする。親が厳しかったといえば、「親もあなたのためをもって言っていたのよ」と言われてしまい、理解してもらえない。それになかなか人格を否定するようなことを言われていたなんて言い出せない。  わたしの父は怒るとものに当

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        • 毒親について
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