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原色の世界

赤色……。
この間、赤色が沢山使われているイラストが表紙の手帳を購入した。で、使っていくとなんだかよくわからないけどドキドキとして落ち着かない気分になってきた。
その表紙がリバーシブルなもので、その裏のイラストは主に青色が沢山使われているイラストなのでひっくり返してそちらを表紙に変更した。
どちらも素敵なイラストなのに…。
でも青色のにしてほっと心が落ち着いた。
どちらも原色なのに…。
私って赤色がどうも苦手なようだ。なんだかよくわからないけど。

私が人生で初めて見たり使用した真っ赤なものって何なんだろう?
多分それはランドセルじゃないかな。
今はいろんな色のランドセルがありますが私が小学生だった頃もたまにピンクのランドセルの子もいたけどほとんどが男の子が黒で女の子が赤のランドセルだった。
だけどランドセルを背負っていて別にドキドキなんかしなかったなぁ。普通に背負っていた。
一体いつから真っ赤な色を見てドキドキするようになったのだろう?

だけど、どぎつい原色の絵の具をいっぱい使って創作されている絵画作品を観ても別にドキドキなんかしない。
例えば草間彌生さんだとか横尾忠則さんの作品にはじっとみいってしまう。
ドキドキするどころか「面白い」ってみいってしまう。
なんだろう、これって…?
さっぱり分からない。

これって一体何なんだろう?
原色には不思議な「何か」があるのだろうな…と思うだけです。

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