「想い」にお金を払っている。
最近、1週間考えて「やっぱりほしい!」と思ったバッグを買いました。
1点物できれいだけれど個性のある小さなバッグです。
そのときふと気づいたんです、「私はいつも『その人の想い』の感じられるものにお金を払いたくなるんだな」と。
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世の中にはお金を払って手に入れられるものがたくさんあります。
それはモノであったり、サービスであったり、接客であったり、文章であったり、芸術であったり、形は本当にいろいろです。
たくさんお金を払う対象がある中で、私はついその人の心とか気持ちとか、熱がまっすぐに感じられるものに惹かれます。
そしてお金を払ってでも手に入れます。
どうして自分は人の想いにお金を払いたくなるんだろう、と考えました。
分かったことは、人の想いのこもっているものにお金を払うと、そのエネルギーが私にとってプラスに働くから、ということでした。
たとえば、作家さんがものすごく愛情を込めながら作ったバッグを身につけると、私も「自分のやっていることに愛情を注いでいこう」と思えるんです。
もうびっくりするくらい、前を向くことができます。
もっと簡単に言えば、お金を払って人の想いに触れていることで、自分の人生がいい方に変わっていくということです。
それは払ったお金以上の価値があるし、一生モノだと思っています。
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ある意味、精神面での投資ともいえるかもしれません。
人の想いに触れると、自分もこんな人間になりたいとか、こんなふうに生きていきたいとか、無意識のうちにそんなことを思い描くようになります。
人の想いにお金を払うことで、自分もインスピレーションを感じて、いいアイデアを思いつきやすくなります。
あるいはちょっと気持ちが落ちてしまって元気のない時、感銘を受けた人の想いを思い出すことで、傷ついたり荒んだりした心がとても潤います。
助けを必要としている時、私にとって人の想いは大きな力になるんです。
だから積極的に人の想いの感じられるものに絞ってお金を払っているんだなと思います。
自分も想いをこめて、自分のやっていることに取り組みたい。
自分の想いをこめて、自分の人生をつくっていきたい。
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