運命って、ハンドル握って自分の命を運ぶこと。
こんばんは。ありさです。
アラビアのロレンスという映画に「宿命などない」というセリフが出てきて、私はそれが好きです。
そして今日はふと、高校生の頃にもらったすてきな言葉を思い出したんです。
それは「運命」の意味についての言葉です。
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「運命っていうのは、命を運ぶこと。その命を運転して運ぶのは自分だよ」
この言葉を高校生の頃に、あるお坊さんから聞いたんです。
運命っていうと、どんなイメージがしますか?
お坊さんの言葉を聞くまで私は、自分の力ではどうしようもできないことだ、って思っていました。
だからこそ、「自分でハンドルを握って命を運ぶのが運命ってことだよ」と聞いてびっくりしたんです。
そうなのか、自分で運命を変えられるんだね、って。
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その後、大好きな映画『アラビアのロレンス』という映画に出会いました。
ロレンスというイギリス人で、実在した人の話です。
その映画の中で砂漠のどこかではぐれてしまった仲間を、探しに行く場面があります。
「砂漠の中ではぐれてしまったら、死ぬのが宿命だ」と言われた時、ロレンスは「宿命などない」と言って、仲間を探しに行くんです。
彼はちゃんと仲間を連れて帰りました。
この言葉が私にはすごく響きました。
そして高校生の頃に聞いたお坊さんの「運命」についての話とリンクしたんです。
本当に運命は自分の力でどうにかなるんだ、と。
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私たちはどうしても、持っていないものとか、どうしようもないことに目が行ってしまいます。
そんな時って、ものすごく下を向きたくなります。
でも私はそのたびに運命の話を思い出します。
そして毎日本気で思っています、「どうにかなるぞ」って。
そう思っていたら、色んな事がちゃんと、どうにかなってきました。
どうにかなるだけじゃなくて、ちゃんと人生を自分で運転しているような、そんな感覚が手に取るように分かります。
どんなことをして生きていきたいとか、自分の好きなこととか、嫌いなこととか、そういうことがちゃんと、分かってきたんです。
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すごく大変な時期が来ても、絶対に思い出すのは運命についての話。
どうしようもないように見える自分の人生も、実は自分がハンドルを握って運転できる。
死ぬまでずっと、この言葉を忘れないで過ごしていよう。