閉じこもってみるのもいい。
時々私は閉じこもることがあります。
閉じこもるっていうのは、誰の言葉も誰の行動も見ないで、ただただ自分に目を向けるということ。
私は外で動いて色んなものに触れるのも、大好きです。
でもずっと外で動き過ぎちゃうと、誰かにつられてしまって、自分がなんなのか分かんなくなっちゃいます。
そんなときは、カタツムリが殻の中に引っこむように、閉じこもります。
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閉じこもるのは、そんなに悪いことじゃないと思います。
むしろ、それは自分をつくっていくために必要なことなんだと私は思っています。
ずっと外に出ていると、どうしても人に合わせなければならないことが出てきちゃう。
そうすると自分の中にある時計の音が遠くなって、自分の時間がどんな刻み方をして進んでいたのか分からなくなります。
そんなとき、私は自分に閉じこもることにしているんです。
そして考える。
自分はどんな人生を生きたくて、どんな人になりたくて、どんな世界をつくりたいんだっけ、って。
外を歩き回っていた時に感じたことを材料にして考えます。
外を歩いている時はインプット、自分の中に閉じこもる時はアウトプットみたいな、そんなサイクルが出来てきます。
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そのサイクルを繰り返していくと、すこしずつ自分がつくられていきます。
外に出た時も、誰かにつられたり流されたりすることもなくなる。
人と自分を比べることだってなくなるし、人からの評価も気にならなくなります。
何よりも自分から見て好きだと思える自分になれる。
自分の大好きな自分でいるのが私は大事だと思っています。
だからこそ、自分の中に閉じこもる時間はとてつもなく大切なんです。
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世の中はとても忙しいから、自分の中に閉じこもることなんて許されていないような気持になってしまうかもしれません。
それでも、動いていることと同じくらい大事なんだ。
そう思うと、自分の中に閉じこもったっていいじゃないか。
閉じこもって自分の土台をしっかり作ろうって思えます。
外に出たり、閉じこもったり、それを繰り返していこうって、そう思って毎日を生きていきます。