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自分の役割を考えることで

生きることを楽しく、日々に充実感を感じて過ごすこと。

それは、与えられた自分の人生と命を大切に使うために、大事なことなのではないでしょうか。

しかし、生きることが楽しくない、日々が淡々と味気なく・せわしなく過ぎていると感じる時期だって、あるかもしれません。

そんな時には、自分という人間の役割を考えてみるといいと私は思います。

自分がこの世からいなくなっても、世の中は微塵も変わらず、いつもの日常が過ぎてゆく。でも、自分がいることで自分の半径2メートルにある世界は確実に変わります。

だから自分が今ここに存在していることは、半径2メートルの世界にとっては、とても大きなことです。

ただ存在しているだけで、半径2メートルの世界に多少の影響をもたらします。

ということは、自分が半径2メートルの世界にあるものや相手に、何かを働きかければ、身の回りの世界が変わります。

それなら自分がいることで、何ができるか・何を相手にプレゼントできるかという”自分の役割”を考えれば、

身の回りの世界が変わり、生きることが楽しくなるのではないでしょうか。

自分の命も自分の体も、実は大切な借り物。自分のものではありません。

死んだら自分の命も体も手放し、返すことになります。

だからこそ、自分の命と体を自分の思うように使える今、その命と体を駆使して、

小さなことでも自分にできることをやれば、とてつもない充実感を持てるはずです。

自分の役割は、自分の半径2メートル以内にいる相手やものによって変えてかまいません。

この記事を読んでくださっている今、同じ部屋に兄弟姉妹がいれば、彼ら・彼女らに自分は何ができるかを考えます。

ちょうど今、近くに職場の後輩がいるなら、「どうすれば楽しんで仕事をしてもらえるかな。気持ちよく仕事してもらえるかな」と考えみる。

部屋にお花を飾っているのなら、あなたの役割は毎日お水をきれいにして、できるだけお花に生き生きと過ごしてもらうことです。

相手との関係性、立場によって自分の役割は変わりますが、

共通して言えるのは「相手に幸せになってもらうための行動をとる」ということです。

相手が喜び、幸せに思えるような自分の役割を考えてみると、人生は素晴らしいものになります。

相手が幸せになれるような自分の役割を見つけられたら、何が起こったとしても、失うものはありません。

怖い・恐ろしいと思うことは、段々と減っていきます。もしかしたら、人によっては怖いと思うこと・恐ろしいと思うことは無くなってしまうかもしれません。

なぜなら、いつだって”自分から与える人”であるからです。

自分の役割を見つけて、その役割を揺るがずに果たすことで、人から何かを与えられなくても、相手に与える"何か"を自分で生み出すことができる。

「目の前の人に何をしたら喜んでもらえるかな」というところから自分の役割を考え、その役割を日々果たしてみること自体が、そのうち自分にとっての最大の幸せにつながると私は思っています。

〈おまけ〉
今日の写真は、埼玉県上尾市にある榎本牧場という牧場で撮った牛の看板の写真です🐄

のんびりとした場所なので、時々訪れたくなる場所です。

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