モテる人とモテない人の違いとモテるコツ

モテることが偉いとか、モテないのはダメと言っているわけではないことを最初にお伝えしておきます。

モテる人とモテない人の違いは、そもそも悩みが違う。

万人にモテたいのか、モテなくてもいいから本命になりたいのかでも違うし、異性から相手にもされないのが悩みなのか、モテるのに好きな人の本命になれないのが悩みなのかでも違います。

そして、モテたいと言っている人と、もうすでにモテている人は「モテ」のフォーカスする部分が違います。

ただ漠然とモテたいと言っている人は、そもそも好きな人がおらず、
『（とりあえず）モテたい』と言い、
モテている人はというと、
『（好きな人から）振り向かれたい』と言う。
ここの違いが大きいのです。

モテない人というのは、好きな人がいない・もしくは最初から諦めていたり卑屈になっていることもあるので、自分磨きをするにしてもやる気が出なかったり目標が定まらない。

モテている人というのは、自分磨きが好きだけど万人からモテようとはせず、モテに対して余裕があり、ガツガツしていないので更にモテる。

一部例外で、モテているのに更にモテようとガツガツしている人はいますが、他人に自分を認めてもらわないと自信を失う人で、他人軸でしか生きられていないのです。

「モテ」と「幸せ」の反比例

モテると一言で言っても、モテにもたくさん種類があるわけです。
例えば、お金目当て・体目当て・優越性（相手といることによって自分が他人よりも勝っているという優越感を感じる）目当てなど。

実は本質的にモテている人はかなり少ないのではないか、ということです。
だから、モテるから幸せとか、モテないから不幸とか、幸福度とは関係ないんです。
そして、モテで人生の充実度が左右されるわけでもないんですよね。

よくあるのは、一般的にモテるであろう容姿端麗な人が寂しさからセフレにのめり込むとか、好きな人から振り向いてもらえず自己肯定感が下がり男に貢いでしまったりだとか、性被害にあいやすかったりだとか、好きな人からは振り向いてもらえないのに好きじゃない人からしつこくストーカーされたりだとか、あげだすとキリがないのですが、やはり「モテ」と「幸せ」は比例しない。

だから表面的にはモテそうな人でも、それだけでは幸せかどうか判断できないのです。

「あなたはモテるからいいよね〜」と、どちらかというと言われてきた方なのですが、私にとっては良い悪いの判断材料ではないため、何をもって良いと言っているのだろう...と疑問に思うことはたくさんありました。

そしてその言葉の裏には「あなたは（何も努力しなくても）モテるからいいよね〜」という言葉が含まれていることも多いので、違和感を感じるわけです。

普段自分磨きをしている人は、努力を否定されたように感じる人もいるでしょう。

元からモテている人？

何の努力もしないでモテている人というのはほんの一部だけであって、しかもその一部の中でも本質的にモテている人はどのぐらいいるのか。

やはり本質的にモテている人の共通点は、元々モテていようがモテてなかろうが、相手のことを理解しようと努めたり、コミュニケーション能力を磨いたり、会話の引き出しや知識を増やそうと本を読んだり、いろんなことに興味を持ったり、相手に嫌な思いをさせないように気遣いをしたり、いろんな配慮をしているわけですよね。もちろん外見磨きもその一つです。

そしてこれらのことは全て自分軸で行なっているということです。（ここ重要）

モテている人は自分軸で生きている

自分軸というのは、誰かの期待を満たすために行動をしていないということ。

つまり上記のことを深掘りすると、誰かとの会話の引き出しや知識を増やそうと本を読んだり色んなことに興味を持ったりしていたわけではなく、自分の興味のあることを調べたり本を読んだりして知識が増えたから、自然と会話の引き出しが増えていくわけです。

つまり好奇心旺盛な人の方が会話の引き出しが増えるのは自然なことですね。
そこからトライアンドエラーで、コミュニケーション能力が上がっていきます。

上記に挙げたこと全てを他人軸に置き換えてみると、あ〜ら不思議、一気に押し付けがましく見返りのためにしか思えなくなる。

そして挙げ句の果てには「こんなに努力しているのになんで好きになってくれないのー？！」と拗ねだし、モテない・本命になれない街道まっしぐらというわけです。

自分軸というのはわがままに生きるという意味ではありません。
どんなにスタイルが良くて綺麗・美人・可愛い・イケメンでも、自己中になったら本質的にモテることはありませんし、本命になれることもありません。

逆に、世の中の幸せそうなカップルや夫婦が全員雑誌やドラマに出てくるようなイケメンや美女ばかりではないですよね？

どれだけ自分磨きをしても、それが他人軸であればあるほど逆効果ということ。

ではモテない人がモテるようになるには？

私が普段していない「モテない人をモテさせる」という所謂モテコンサルはしていませんし、「モテコンサルのアドバイス」と、私が普段している『好きな人の本命になるためのアドイバイス』は違うのですが、あえてモテない人に対して言うとしたら、自己否定をやめなさいということ。