【レシピ】小豆の味がガツンとする、おかずにもなる餡子の作り方(ノンシュガー、超簡単)
こんにちは、柴田アリサです。
餅大好き人間にとって、お正月は、餅を食べる大義を得られるので、とてもありがたいですよね。
毎年この時期になると、餅へのモチベーションが上がります。(餅なだけに)
餅スキーすなわち、餡子も大好きなのですが、市販のいわゆる普通の餡子は甘すぎて苦手なんです。だって、小豆の味が、しない!砂糖の味しか、しない!甘すぎ!!
甘いものが嫌いだけど、お菓子は好きという、変な十字架を背負っています。
私の理想の餡子=甘くなくて小豆の味がガツンとするもの
そもそも味がしっかりある豆の品種/小豆を使っているのに、市販の餡子は、あんなに小豆の味がしないのだ?甘くてもそもそした物体としてしか、餡子は存在できてないのか!本来なら、もっといろんな餡子があって良いのに、甘くないのがあって良いのに、なんあら江戸時代の餡子は、甘くないんじゃない!?(砂糖は貴重だったから)
色々考えてみたら、餡子の一般的な作り方にその答えはありました。
餡子の一般的な作り方
1豆を洗ってできれば一晩水につける
2豆を煮る。
3渋切りをする。
→これは、煮汁を捨てる工程のこと。
アクを捨てる役割があります。
4お砂糖を豆と同量加える。(少なくて半量)
5練って完成
(上記は、あくまでざっくりとした作り方をまとめたものです。)
3渋切りをするに注目!!
これは、アクを捨てるための作業工程。大体、一度ではなく2度から3度ほどもこの工程を繰り返します。
アクをとるのは、癖がない美味しいあんこをするためには必要ですが、どれと同時に小豆本来の風味を消してしまうことにもつながります。
つまり、
私が求めている小豆の味がドカンとする餡子を目指すには必要のない工程なのでは?と。
そもそも、最近の小豆って品質が良いものが多いから、この工程いらないかも!と。
砂糖も入れすぎだよ〜!
なので、思い切って、3渋切りをする を省きつつ砂糖も0に。
小豆だけでも美味しいし。
でも、アクがあるのは嫌だな〜と思い、代替え案を模索。
何度か試行錯誤レシピを工夫したところ、
癖を持たせず、小豆の味をキープするために美味しい餡子を作るために以下のレシピに落ち着きました。ちなみに、砂糖は使いません。
アリサ流甘くないあんこのレシピ
1小豆を用意して、洗います
2小豆を熱湯に晒して、一晩おいておきます
3 水を全て捨てて、新しい綺麗な水で小豆を煮込みます。
4 途中、塩を少し加え、小豆が柔らかくなってきたら木べらで練ります
5 蜂蜜をほんの少し加えて(加えなくても良い)完成です
ポイントは、熱湯に小豆をさらすこと。これにより、小豆の変なクセのある味を取り除きつつ、小豆本来の美味しさを残すことができます。
もし、茹でている途中で、アクがあまりにも出てきたら、お玉ですくってください。
これは、茹でている途中の写真。アクが少し出てきたので、お玉で取りました。
水気をしっかり飛ばすと、小豆の味がしっかり感じられる美味しい餡子が出来上がります。
お餅と合わせたら、すごく美味しかったです。ワイルド系あんころ餅!おはぎにしても!!
(手前が、このレシピで作ったあんころ餅。奥はきな粉餅。)。蜂蜜を多めに入れると餡子自体に艶が出ます。おかずみたいに食べたい人は、甘みを足さなくても、これなら美味しく食べられます。
我が家の定番になりそう。
甘い餡子にあきたら、オススメのレシピでした。