甘さほぼなし!グルテンフリーのバスクチーズケーキの作り方
チーズケーキは、砂糖が入ってなくても美味しく食べられるケーキの代表だと思う。私は甘くないお菓子が好きなので、基本的にお菓子を作る時に使うお砂糖は世の中の一般的なレシピよりも90%減くらい。
「砂糖入ってないと出来上がりが違ってくるのでは??」
というのは、大体勘違いでして。 焼き色のつき方にもさして影響出ることはなく、食感もそこまで大きく変わることもなく。
なので、表面の焦げ目が命であるバスクチーズケーキも、砂糖を大して加えなくとも美味しくイメージ通りに作ることができます。チーズって、それ単体でも焼くとときちんと焦げてくれます。それと同じ原理で焦げてくれるので、お砂糖入れなくても上部がきちんと黒いバスチーになります。
ちなみに、ホイップクリームだって、お砂糖を入れないで泡だてても、普通にきめ細かくかたまります。主宰してるお菓子教室で、ホイップクリームとメレンゲが泡立つ原理の違いの説明をした時に、砂糖のせいで固まると思っていた方が意外にも多かった記憶が。
というふうに、
私の中ではお菓子作りにおける砂糖のプライオリティーがとても低く、どちらかというと素材の味を際立たせるためにはどうしたらいいだろう?がレシピの組み立てのベースです。
砂糖に頼らないお菓子作り。
今回のバスクチーズケーキも、北海道の美味しいクリームチーズをはじめとした乳製品の旨みを強く出すために作ったレシピです。
バスチー好きだけど、甘すぎて食べられないよ〜という方、作ってみてはいかがでしょうか。
甘さほぼなし!グルテンフリーのバスクチーズケーキの作り方
とっても美味しくできたので、動画にもしました。動画では庭で取れたカリンズのジャムと共に。カリンズは北海道弁で赤スグリのことです。
【材料】直径15cmの5号サイズ丸型一つ分
・クリームチーズ 200g
・生クリーム 100g
・卵 2つ
・甜菜糖 8g
・米粉 8g
・塩 ひとつまみ
・レモン果汁 小さじ1
お砂糖は入れなくても大丈夫です。チーズが入っているので、砂糖を入れなくてもしっかりと焦げ目がつきます。(チーズトースト作ると表面焦げますよね?それと同じ原理です。)
【手順】
1
材料を全てボールに入れます。
クリームチーズは常温に戻しておくと混ぜやすいです。
2
泡立て器でよく混ぜます。
フードプロセッサーに全ての材料を入れて拡販してもOK。文明の力がある時は使いましょう。その方が、舌触りが滑らかになるので美味しく作れます。
3
オーブンシートを型にしきます。バスチーは、オーブンシートを一度水にくぐらせて湿らせるのがポイント。霧吹きがある場合は霧吹きをシュシュっと吹きかけても良いです。
水滴はこれくらいついてたら大丈夫です。
4
型に流し込み、220度に予熱したオーブンで35分焼きます。
出来立ては、卵のおかげでふっくらして崩れやすいです。すぐに型からは取り出さず、荒熱が取れるまでそのままにしておくのが良いでしょう。
米粉でもきちんと作れて、お砂糖があまり入ってなくても表面がこんなに黒くなります。
冷蔵庫で冷やしてから食べた方が、美味しいです。
冷凍してもアイスクリームみたいに食べられるのでオススメ。
カリンズジャムをかけて、庭で取れたオレンジ色のラズベリーとミントを添えて幸せのお味。
これ、お気に入りレシピで、ついつい食べすぎちゃうんだなあ。