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バリ島ウブド-プロジェクト参加の旅④-


自分の作品が自分を救った話


ちゃんと広げると4mはある作品です。

朝、宿のhostがこんなん見たらますます怪訝な顔をされてしまうかも‥とドキドキしているときに、怪しまれつつもhostが朝の様子を見にきてくれました。
(お隣に泊まっていた方への朝食を持ちにきた際に)

すかさずプロジェクトのパンフレットを見せながら
「Saya ini!(これ私!)」と自分が紹介されているところを指差しながら自分がアーティストであることを伝え、作品を指差し「saya ini art work.(私のアートワーク)」と説明したんです。

するとhostがWowと言いながら作品をじっくりみて、なにかを告げて一旦その場を離れ、手にご飯をもって「For you.(実際は英語で私からあなたへ朝食をプレゼントするわと言ってくれてました)」と朝食をくれました。

意思疎通が0で、意思疎通の手段を失った状態だったのに。

ポテトは好き?とポテトもつけてくれました。下の丸いのがポテトです。

美味しいし、本当に嬉しくて。

私にとってこれが、この旅の”全て”。
今回の作品が、誰かの気持ちを動かせる表現ができているのだと証明できたのだから。

この翌日、私の部屋の前にチャナンをおいてくれました。

インドネシアの薬<郷に入れば郷に従え>

ほっとしたこともあってか
宿の目の前にあるところで人生初のジェルネイルをうけ、部屋にもどり午後は体調を崩し寝込みました。

インドネシアでポピュラーな鎮痛剤を服用しました。

海外の薬は怖い、と正直‥周りの皆々様がおっしゃる通り私も思いましたが、日本から持参した薬がどれもきかない。
バファリンプレミアム、ロキソプロフェン、リングルアイビー、カロナール‥
全滅。

したらば‥

”郷に入れば郷に従え”
その土地の空気に馴染みたいのならば、その空気がたとえ毒だろうとも喰らえ。
(水道水だけはさすがに飲めなかったけど)

そんなわけで、Coco supermarketで購入(売値Rp14000ですがCocoは観光用スーパーを兼ねているのでRp19000で販売)し服用。

この薬、色違いで作用が分かれています

効きました。

余談ですがInstagramのストーリーでも投稿したんですが、私の宿の部屋には冷蔵庫がなく外食以外では基本的に常温の飲み物を飲んでいたのです。
帰国して冷蔵庫で冷やされている飲み物や、氷をいれて飲むようなったわけですが、すっかり腹壊しました。

実弾

そんなわけで翌日には体調復活。
夏休みを利用し、ウブドにきてくれた人宿町でヘアサロンを営むcacheさんとサヌールへ。

その目的は実弾を撃つことでした。

<銃社会を賛美する気持ちは一切ありません>

小さな頃から実弾を撃つのが夢でした。

理由はエアガンで、私は撃ちたいところに撃てるということを得意としてきました。その後、シューティングゲーム(とはいえBHなどですが)で銃を撃ち、ここ最近ではCoDにハマっております。
サバゲーはやったことないのですけど。

実弾で撃っても目標とするところを私は射撃できるのか?と
ずっとずっと思っていたのです。なのでcacheさんにお願いして、一緒に実弾を撃ちに行きました。

甘かった。
TANFOGLIO(🇮🇹)の小さな銃で撃ちましたが、やはり実弾とは本当に”恐るるもの”であることを実感。
音が本当、怖かった。

ただ銃の構え方などはエアガンでやってきたので、最初の2発こそぶれすぎましたが比較的、撃てました。

今後も自信をもって(?)ゲームを楽しみます。
娘には勝てないのですけれどもね。

もし銃社会にいて、たとえターゲットが強盗だとしても
私は迷いなく撃てるでしょうか?

答えはNoです。

きっと撃てません。いやもう本当に殺されるとなったら反射的に撃つのかもしれません。というか、その時は撃つしかないのです。

でも実弾を撃ち、人体を大きく傷つけるものであることを知ったからこそ尚更、答えはNoです。
それは銃社会国で生きている警察等であっても、そうであると思います。
できれば傷つけずに事が済むのならば、そんな罪悪感に似た気持ちをもちたくないはず。撃ったその日はBADなのではないでしょうか。

無論、人によるとは思いますが。

実弾を体験した後、イメージしていた「THE・バリ」というところで観光していたものの、プロジェクトから呼び出し。



cacheさんに申し訳ないくらいのトンボ帰りとなってしまいました。

に続く















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