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バリ島ウブド-プロジェクト参加の旅⑥-

会期初日。

hostがこの日も朝食をプレゼントしてくれました。
インドネシアでは3食の中で「朝食」をとても大切にするそうです。
大切な日であることから、朝食たべてきな、と意味でプレゼントしてくれたのかもしれません。


・ワルン

13時集合でしたが12時30分には到着。
先についていたプロジェクトメンバーが近くのワルンで食事をしているとのことでお邪魔しました。

本当ワルンがどこも安くてうまい。

日本にもたくさんこういうところがあればいいのに。

一見入りにくそうでも手を洗う場所に日本語があったり、観光客を拒むというところは私がいったところでは見受けられませんでした。

こちらはグラブフードで

・会期スタート

英語もインドネシア語もできませんで、どのように声かけをするのか悩みました。
結局アルマ美術館の自然にそよそよと身を任せ。

そうこうしているうちにオープニングパーティーの時間が迫り、帰国の前にcacheさんが駆けつけてくれました。

オープニングセレモニーの様子

要人も多く招待されていたことから、なんだか地位の高い方が多く集まっていたようなのですが、あんまりよく分からず。
”欲しかった答え”はもうその時には得ていたので
関心が薄れてしまったのだと思います。本当はだめですよ、そんなん。
わかってますわかってますわかっています。でも、うん。

1時間近くパーティーの開始が遅れ早く宿にもどってゆっくりしたかったというのが本音。

作家側でなく客側でパーティーみてるほうが楽だったのでしばらくはcacheさんと一緒にいたのですが、行かなきゃダメ系?と、のそのそと前へ。
スピーチが必要だといわれ、えーーーと思いながら何かスピーチした記憶はあります。youtubeにその時の様子が投稿されているので気になられた方は探してみてください。

・刺繍のおける既成概念

会話ができないので、ぼけーっとしている時間が長かったです。
日本語が通じる方には作品の解説をするのですが、自分の言葉の選び方が下手すぎて、ほぼほぼ伝わっていませんでしたね。
もちろん感じ取ろうとしてくださる方や、言葉が話せないけど解説を拙い英語ではんすと賢明に聞いてくださる方もおりました。感謝です。
興味を持たれることは「水溶性の支持体」なんですが、これ日本語で解説するのも大変なのに英語でなんてまず無理でした。

あとは、もう日本同様”刺繍”といえば、こうであろう、ああであろうという既成概念を強くお持ちの方が多く、なかなかその概念を取り除くのが難しくて。

めんどくさいので「ドクメンタにも刺繍で作品を制作する美術家がいた(今も参加しておられるのかな?)」というと、ちょっと話を聞いてくれる方もいました。

※ドクメンタとは5年に1度、ドイツのカッセルで開催される世界最大級の現代アートの祭典です。美術系に関わっている、もしくは関心がある方なら知らない方はあまりいないので名前を出しました。

著名な言葉を出さずとも”刺繍”=クラフト、技術、伝統、、、のジャンルに押し込められないような表現ができるよう精進してまいります。

尚、会期最後の方でやっと
えんぶぉうだっりーが発音でき、伝わるようなりました。

に続く





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