手作りヒンカリを購入!茹で方と食べ方〜ジョージア風小籠包〜
ジョージアトビリシ郊外で、ヒンカリ専門店を発見!
ガラス越しに、店内で女性が手作りしている姿を目撃して以来、ずーっと気になっていたお店に行ってみました!
手作り、作りたてのヒンカリ をテイクアウト!
お店の中に入ると、女性三人がワイワイとヒンカリを包む作業をしていました。
おどおどと入店してきたアジア人の私にも、ガマルジョバ!と声をかけてくれました。
ヒンカリを包む工程を見るのは初めてで、見入ってしまいました。
「わぁ、すごい!」というと、とても嬉しそうな笑顔を見せてくれ、数分間の立ち話タイム。とてもフレンドリーな方達です。
大きなボールにヒンカリの中身(タネ)となるお肉がたっぷり!結構ゆるめのタネに見えました。
豚肉とパクチー他ハーブ、スパイスが入った塩味ベースのタネです。
きっと、このタネの配合に、肉汁がジュワーっとでる秘密があるんでしょうね!いつか秘伝のレシピを教えてもらえたらいいな〜と想像してみたり。
私は、この包みたてのヒンカリを20個テイクアウトしました!
20個で9.20ラリ(約320円/1ラリ35円で計算)でした。
トレイに見立てた段ボール箱に、20個綺麗に並べて、持ち帰りやすいようにパックしてくれました。
店内のショーケースには、春巻きやロールキャベツ、ラビオリのようなものたちもありました。ヒンカリ は、出来立てのほか、冷凍品も取り扱いがありました。
ヒンカリ の茹で方
作りたてのヒンカリは、
①鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を少々加えます。
②ヒンカリ を鍋に入れます。5分茹でます。蓋はしません。
鍋底に張り付いてしまったり、ヒンカリ 同士がくっついてしまうと、皮が破けてしまう原因となります。
入れすぎ注意。時々やさしくかき回す、が上手に茹で上げるコツですね。
③茹で上がったら、網杓子/すくい網や、おたまでそっとすくい上げてお皿に取り出します。
ヒンカリ の食べ方
ヒンカリ は、具(中身)にしっかりと味がついているので、餃子や小籠包を食べる時のように、酢醤油などには付けません。
軽く胡椒を振りかけて、皮の閉じ目(出っ張り部分)をつまんでパクッと。
一口目に、肉汁を吸いながら食べるのがポイントです!
皮の出っ張り部分は食べすに残す人が多いとか。
1個が大きめですし、皮も割とぶ厚目なので、全部食べるとそれだけでお腹いっぱいになっちゃうからかと・・・
私が購入したものは、ほぼ手のひらサイズでした。
上品な方は、皮の出っ張り部分にフォークを刺して、フォークで食べるようです。
私もやってみましたが、できたてはかなり熱いので、手でつまめない時にフォークがあると便利だなと思いました。
家族は、刺す部分を間違えて、一発目から肉汁がジュワーっと溢れてしまった、というのはここだけの秘密です(笑)
食べきれなかったヒンカリ (冷めてしまったヒンカリ )は、フライパンで軽く焼いて、食べると美味しいとのことですよ!
ヒンカリは出来立てを食べるのが一番美味しい!
ヒンカリは、作りたてを食べるのが一番美味しいと言われていることから、レストランで食べることを推奨されていることが多い印象ですが、こうした持ち帰りができるお店で購入し、自宅で茹でたてを食べるのも美味しいことがわかりました!
ヒンカリは、ジョージアの家庭料理として愛されている料理ということなので、各ご家庭のヒンカリを食べ歩きすることができたらな〜、とついつい妄想してしまいます。
ヒンカリはご飯のおかずになる?
点心のイメージをついつい連想してしまうヒンカリ。
私が食べた印象ですが、ヒンカリを頬張ってご飯も追加、という感じにはなりにくい食べ物かなと。
餃子だったら、一口食べたらご飯が欲しくなるのですが、ヒンカリは餃子よりも皮が厚いので、1個食べるだけで肉とスープとパスタを一緒に食べている感じがします。
なので、あえてそこにご飯は欲しくなりませんでした・・・
どちらかというと、スープとかサラダ、その他のおかずと一緒に食べる、という方がおすすめな気がします。お酒が好きな方にはビールやワイン、チャチャなど、どんなアルコールのおつまみにも合いますね!
シュクメルリ、ハチャプリの次はヒンカリが日本上陸へ!?
松屋で人気メニューとなったシュクメルリ。フジパンで商品化されたハチャプリ。次に日本で食べられるようになるジョージア料理はヒンカリ !?
見た目はアジアン、味付けは洋風のヒンカリ は、日本人が好みそうな料理なのに、日本にありそうでない。なので、次に日本にジョージア料理が広まるとするならば「ヒンカリ 」は有力なのではないでしょうか。
パクチー好きな人の間でも流行りそうです!
日本にも、このようなヒンカリ専門店が登場する日も近いかも!?