指定ごみ袋制度について
突然ですが、ゴミ問題に興味があるのですが、これに関する書籍などの情報は少ないように感じています。そんな中、NTTドコモグループが提供するオンライン動画学習サービスgaccoの講座の中に「廃棄物の経済学」というのがあり、受講してみました。ゴミの多さは無駄(資源・お金の無駄遣い)の多さだと思っており、できるだけゴミを出さずに暮らしたいと思っていますが、経済的な観点であまり考えたことがなかったので、面白かったです。
受講してみて、一番気になったのが指定ごみ袋制度。指定ごみ袋は、私が子どもの頃にはありませんでしたが、大学で一人暮らしをしている時に、当時住んでいた場所でも始まり、その後、暮らした場所でも全ての自治体であったように思います。それが、ちょうど一年前に都内(23区内)に引っ越してきて、指定ごみ袋がないと知り、驚くとともに「やったー!」と嬉しく思いました。
でも、講座を受講して、指定ごみ袋がないということは、受益者負担になっていない?ゴミを減らそうというインセンティブが働かない?などなど、喜んでばかりいられないような気もしてきました。そうはいっても、ゴミを出すにはゴミ袋が必要でしょうし、今はレジ袋も有料となっていますから、指定ごみ袋よりは安く済むかもしれないけれど、タダというわけではないのでしょうが。
そしてもう1つ気になったのが、ペットボトルのリサイクル。自治体の回収・保管に一番費用がかかっていると知り、「わたし、ほとんどペットボトル買わないんだけどな…」と。あと、やっぱり、リサイクル促進よりも、リデュース促進を謳ってほしいよなぁ。
ごみ処理も規模の経済の効果があって、大量に処理した方がトン当たりに費用は安くなるというのは、やっぱり悔しいですが、プラごみは嵩張る分、効率が悪いそうで、いつにも増して、嵩張るプラごみを小さく切り刻んでいます。