スマホ人間になるとカラダが硬くなる
先日、近藤拓人氏の視覚機能に関するオンラインセミナーを受講しました。
一部個人的解釈をしてシェアします。
今回も興味深い話が多かったですが、中でも
「スマホに人間が適応していく」
というお話。
スマホのやり過ぎは、
視力が低下するとか、姿勢が悪くなるとか、もっと言えば睡眠の質が悪くなるとか…
そんな悪影響は、なんとなく耳したことはあると思います。
でも、それだけに留まらない。
狭い画面にフォーカスし続けるので、周辺視野が低下。
周辺視野が低下すると空間認知力が低下する。わかりやすく言えば距離感がとれなくなる。
市民ランナーで言えば、
不整地(トレイル)が苦手。下り坂でスピードが出すことが怖い…
そんな影響が出るかもしれません。
陸上選手で言えば、
ハードルの歩幅が合わない。幅跳びや高跳びの踏み切り位置が不安定…
そんな影響が出るかもしれませんね。
更には、
可動域が狭くなるということ。
スマホとのフェイスtoフェイスは、とっても狭い世界。
狭い世界では、身体を大きく動かす必要がない…
硬くても生きていけると脳が判断してしまう。
とにかく、スマホのやり過ぎはいろんな弊害を生んでしまいます。
技術練習をしても上達しない。
ストレッチなどしても柔らかくならない。
そんなランナー(選手)は、
センスがないとか、遺伝だとかではなく、生活そのものに問題があるかもしれません。
健康でいたい、ケガをしたくない、もっと強くなりたい…
そう願うのであれば、日々の生活を大事にしましょうね。