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親子2人旅記録(サンライズ出雲編)

12月に小2長女と親子2人旅をしてきました。
主目的は大人の遠足 in 安芸の宮島に参加するため!

でもせっかく広島に行くのなら、近くに出雲あるよね?自分軸手帳の足し算リストに2回も書いた「サンライズ出雲に乗る」を叶えられるのでは?
ということで、島根・広島の旅程を組むことになりました。
(調べ始めてから出雲市-広島は想像以上に離れていることを知ってびっくりしましたが(笑))

親子2人旅の記録を何回かに分けてnoteにまとめようと思います。
今回はサンライズ出雲編!
サンライズ出雲に乗ってみたいと思っている方、親子2人旅を考えている方のご参考になったら嬉しいです。

サンライズ出雲の予約

今回の旅のサブ目的が「サンライズ出雲に乗って出雲大社にお参りする」ことだったので、サンライズ出雲予約を取りました。

予約するにあたり、次の点を検討しました。
・乗車日時(往路?復路?)
・座席(小2娘と乗車するにはどの座席がよい?)
・予約方法(オンライン?みどりの窓口?)

1.乗車日時の検討

サンライズ出雲は東京から出雲市までの下りと、出雲市から東京までの上りがあります。
下りは東京駅を21:50に出発し、翌朝9:58に出雲市駅に到着します。
一方の下りは出雲市駅を18:53に出発し、翌朝7:08に東京駅に到着します。
(2022.12.17現在)

メインの目的は12/10(土)の宮島観光遠足に参加することであったことと、仕事の関係で12/11(日)には帰宅が必要だったため、今回は広島の前に島根に行くことにしました。

実はサンライズ出雲の予約を取るにあたり、直前に乗車された自分軸手帳部サポートターのわさわささんが経験談を教えてくださったのですが、わさわささんは往路の移動だとその後疲れを引きずる可能性を考慮し、復路で乗車する選択をされたそうです。(乗車日は、子どもたちは日中沢山動いて体力を使い、夜はぐっすり!)
その視点はなかった!

今回は旅程の関係から往路での乗車を選択しましたが、次回(再び乗車する気満々(笑))はその観点も含めて検討したいと思いました。

2.座席の検討

サンライズ出雲にはいくつかの座席があります。
<寝台個室(定員1名)>
・シングルデラックス
・シングルツイン
・シングル
・ソロ

<寝台個室(定員2名)>
・サンライズツイン
・シングルツイン

<座席>
・ノビノビ座席

詳しくはこちらのサイトがとても参考になります。

定員1名となっている座席(個室)も小学生以下の子どもは添い寝利用ができ、添い寝の子どもは運賃のみで乗車できます。

初めての乗車のため小2の子どもをシングル添い寝で利用できるのか、ツインが必要なのか悩みました。
そんな折、前述したわさわささんから「シングル添い寝で大丈夫だった」との感想を頂き、シングルを予約することを決めました。

3.予約方法の検討

サンライズ出雲を予約するためには、以前はみどりの窓口で申し込む必要がありました。一方、今回ネットで調べたところいつからか、オンラインで予約できるようになっていました。
(事前に以下のサイトで事前登録が必要)

乗車日の1ヶ月前の10:00に予約が開始されるのですが、予約日は平日。仕事もあるのでネットで予約をすることにして、上記サイトに登録を行いました。

ですが、その後わさわささんはみどりの窓口で予約されたとのことで、私もみどりの窓口での予約に変更しました。

実際どうだったか

1.乗車日時

乗ってみて分かったのは「サンライズ出雲はしばしば遅延する」ということです。

乗車日翌日、朝6:30頃目が覚めてその後「まもなく岡山」との車内アナウンスが流れました。しばらくするとガクンと急停車に近い止まり方をしました。
「あれ?もう岡山に着いたのかな?サンライズ瀬戸との切り離しで強い振動が来たのかな?」と思っていましたが、そのまましばらく止まってしまいました。
車掌さんの車内アナウンスが聞こえず、そのうち動くだろうと思ってぼーっとしていましたが、一向に動かない。
ようやく動いた、と思ったら、約30分ほどの遅れで岡山に到着。

Twitterで検索するとなんと鹿と衝突していた模様。まさかの鹿!完全な想定外でした。

30分の遅れなら、出雲市までに少しキャッチアップするのかな、と軽く考えていたら、出雲市到着は1時間遅れとのアナウンスが。
衝突による車体チェックや他列車とのダイヤ調整等も影響したのかも知れません。

調べてみるとどうやらサンライズ出雲の遅延はそれなりに起こるようで、特に往路で乗車する場合は余裕を持たせたスケジュールを組めると安心です。

2.座席

小2娘と添い寝する前提でシングルを予約する予定でしたが、結果的にシングルはゲットならず、ソロの上段を購入しました。

<室内の様子は?>
乗車駅でワクワクしながら座席に向かい個室のドアを開けた瞬間、出た言葉は「狭!」
シングルとソロのベッドの幅は変わらないそうなのですが、シングルは車両そのものの構造が1Fと2Fに分かれているのに対し、ソロは上段の部屋内に階段を設けている構造のため室内が非常に狭く感じます。
また扉を開けるとすぐ階段になっているので、大きな荷物(スーツケース等)を置くスペースがありません。

扉開けるとすぐに階段が

幸い持参したスーツケースはサイズが小さく、かつ2輪タイプだったので、階段の1番上に立てた状態で置くことができました。(4輪だと滑って落ちる)

矢印の1段下にスーツケースをぎりぎり置く

また小2娘と並んで寝るには窮屈に感じたため、お互い足を向け合いながら寝ることにしました。

こんな感じ

子どもが小学生以上で1人で寝られるようなら、シングルツインの方がゆったり寝られるかなと思います。

<寝心地は?>
部屋によるのかもしれませんが、ソロの寝台は私には固く、また狭くて寝返りが容易にうてないこともあり、体の痛さから何度か目を覚ましました。

また室内が寒く、備え付けの掛け布団では足りず布団の上からジャケットをかけて寒さを凌ぎました。(目が覚めたのは、部屋が寒くて眠りが浅くなり、その結果痛みで目が覚める、だったのかも)

なお部屋が寒かったのは、暖房つまみに気がつかなかったから、というオチ(笑)(朝に気づきました)

<景色は?>
上段の部屋だったので、夜が明けけてからの車窓からの眺めは素晴らしかったです。
また要所要所で車掌さんが名所の案内をしてくれます。(伯耆大山(ほうきだいせん)や宍戸湖など)
すれ違う通勤電車や特急列車が見慣れないこともとても新鮮でした。

出雲富士とも呼ばれる中国地方最高峰の山 伯耆大山(ほうきだいせん)
シジミの産地 宍戸湖

3.予約方法

予約開始時間の10分前にみどりの窓口に到着する予定が、出遅れて8分ほど前に到着。するとすでに数名が並んでいました。
これはまずい。。。

列の進み具合から10:00には間に合わなそうな感触だったため、バックアップとしてネットの予約サイトにログイン。
ログインIDやPWを調べながら入力し、サイトを行ったり来たりいざシングルを購入しようとした時には時すでにお寿司。いや遅し。あっという間に売り切れとなってしまいました。。。瞬殺。。。

そうこうしているうちに窓口の順番が回ってきたので、ダメもとでソロの申し込みをお願いしました。
幸いにもソロは予約が取れたので、こちらで発券してもらいました。

ネット予約で実際に操作してみると、入力項目を間違えたりしてエラーになると最初の画面に戻され、入力した情報が白紙になり1から入力することになり時間をロスしたり、入力内容が本当にあっているのか不安になったりと初心者にはハードルが高いかもしれないと感じました。

一方みどりの窓口ではプロのスタッフの方が手早くパパパパっと端末に入力してくれあっという間に座席確保。
餅は餅屋に頼むのが一番だと体感しました。

その他

車内での食事

食堂車や車内販売はないので朝ごはんやおやつはコンビニ等で購入して持ち込む必要があります。(飲料の自販機はあり)
娘も私も朝食をガッツリ食べる派ではないので、サンドイッチやおにぎりと飲み物を購入して乗り込みました。

車内にミニラウンジがあり、そこから外の景色を眺めて朝食を取ろうと思ったのですが、長女が起きた7:30頃は満席…
仕方なく、寝台で食べました。

風呂や移動時の服装

車内にシャワー室があります。利用するためには車内で販売されているシャワー利用券を購入します。

今回は子連れで乗車したらすぐに寝たかったので、家で風呂に入ってから出かけました。
私は夜だったしマスクもするし、ですっぴんでGo(笑)

またすぐ寝られるようにワンマイルウェアで出かけました。
(なお部屋には浴衣がありました)
ちなみに翌日は普段着に着替える予定だったのですが、着る予定だったトップスを家に忘れてきたので、ワンマイルウェアのまま2日目を過ごすことになりました(笑)

最後に

サンライズ出雲のソロ寝台は正直そこまで快適ではなかった、というのが率直な感想です(笑)
でも、娘と2人で「狭いねー!」とキャッキャしたり、秘密基地感のあるこじんまりとした寝台でサンドイッチやおにぎりを食べたり、外を眺めながら「川が流れてるよ」「あの線路トンネルに繋がってる」と風景を楽しんだり、懐かしの修学旅行気分を味わうことができました。

次回はサンライズ瀬戸に乗ってうどんを食べに行きたいなぁ。
ということで、また乗る気満々です(笑)

サンライズ瀬戸・出雲に乗ってみたいなーと思っている方、ぜひこの記事に背中を押されて寝台列車の旅に行ってらっしゃい!

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