就活をはじめてみて、思うこと。
今月になって就活を本格的にはじめた。自己分析をしてみたり、合同説明会に参加してみたり、インターンにエントリーしてみたり。普通の大学生が歩む道を辿ってる。
そんな日々を繰り返して、私は少しのもやもやと不安を感じている。就活に対して後ろ向きになっている。
というわけで、今日は私が感じているもやもやを言葉にしてみようと思う。
それは、敷かれたレールの上を辿る生き方になってないだろうかということだ。
私はこれまで、一般的に良いとされる道を歩んできたと思う。「みんなそうするから」「先生が良いって言ってるから」。そんな理由で、自分の道を決めてきた。というか「決めてきた」とも言えない。私自身は意思決定をせずに流されるように生きてきた。学校では先生に言われるままに課題をこなした。大学も世間一般に良いとされている地方国公立の大学に進学した。
それだと、義務教育の課程では評価されるけれど、これから生きていく上で必要な自分で考え道を選択する力は身につかないと思う。
私は今まさに敷かれたレールの上を辿る就活をしている。就活支援団体の開催するイベントや企業説明会ではよくこんな話を耳にする。「就活は対策が大事だから、ES、面接、Webテストは早めに対策とりかかろうね」「サマーインターンをしているかしていないかは今後の選考に大きく関わってくるから、できるだけたくさんエントリーしようね」
「ほんとに、それでいいの?」
もちろん自分の行きたい企業に就職するためには、準備が大切だ。でも、今の自分みたいに、周りの人が動き始めてるからとかメンターさんに言われたからみたいな理由で就活に取り組むのは、ただ無思考に周りに流されているだけだと思う。私が選べる道は就職だけじゃない。いろんな道を比較検討して、自分で責任を持って考え、道を選択することが大事だと思う。
そんなことを思う自分に対して、それは甘えなんじゃないかと思う自分もいる。そんなことを言って就活から逃げようとしてるんじゃないかとも思う。まだ就活を始めたばかりだが、就活は大変なんだろうなと思う。面接で言葉につまったり、選考で落とされたりして、自分の弱さに落胆する自分が想像できる。そういった困難を乗り越える経験もまた、これからの人生に活きる大切な経験になるんだろう。
就活への向き合い方に、答えは出ていない。
でも、一つ大事にしたいのは、自分の意思で道を選ぶこと。
それが最終的に就活に取り組むことであっても、何か違う別の道だったとしても、自分で納得のいく選択をしたいと思う。
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