妙な注意書きに注意〜世界は広い〜
ありんごです
注意書きをどのくらいちゃんと読むだろうか。看板だったり説明書だったり張り紙だったり形式は様々だけど、当たり前ではあるが、注意すべきことを書いてあるのが注意書きなんだろう。とはいえ私自身無意識に「注意書きだなー」くらいのテンションで読み飛ばしていることがあるし、周りにもそういう人は多い。
しかしそんな私ではあるが、「注意書きはそこにあるべくしてあるんだな、だから、気をつけなきゃね!」という真っ当な感覚とは別の観点で気づかされたことがある。
ときどき妙な注意書きを見かけることはないだろうか。それはすなわち、わざわざ書くかね?と思うような、あるいは、そんなことするわけあるかね?と思うようなものだ。
注意書きはときに衝撃的だ。
数年前、観光後結構お洒落なホテルにて、大浴場でお風呂に入って、脱衣所のドライヤーを手に取ろうとした。
その時、事件は起きた。
「このドライヤーでお尻を乾かさないでください」
??????????
髪から水滴る中、しばらく立ち尽くした。
??????????
どういうことなんだろう?
だって、そんなシチュエーションあるかね?
誰かそんな覚えがある人がいたら私に教えて欲しい。
桃のマークが頭に浮かぶ。でも頭を振って掻き消した。
1人立ち尽くし、何事もなかったかのように髪を乾かして去ったけれど、今でもその時の衝撃は覚えている。
そして妙に考え込んでしまった。あれはなんでわざわざ書いてあったんだろう?と。
答えは簡単だ。
というより、考えても考えてもこの答えにしか辿り着かない。
要するに、それをやった人が(おそらくではあるが、ほぼ99パーセント)いるからである。
しかも、その光景を見かけて、見かねた人がいたということである。
いやはや、衝撃的である。
世界は広い。
私は今でも、貼ってある注意書きにはドキドキしてしまう。どんな衝撃的なことが書いてあるか、ハラハラしてしまうんだ。
ありんご