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「凡事徹底」が私の道だ

ありんごです

もともと、ド派手なことをやりたいとか、一旗あげたいとか、そういう概念には馴染みが薄かった

思えば憧れたこともあったけれど、生きてくるとわかってくる。馴染む場所と馴染まない場所。自分にとって良いバランス。攻め時と退き時。失うものなんてないから何でもやれば良いと言ってくれる人もいたけれど、どのくらい失っても生きていられるのかは人それぞれだから、見極めるのはやっぱり自分だ。

幸せに生きる上で、完全に万人に通ずる方法ってないんだよなあと気づいてくる。そうすると、じゃあ自分が生きていく上でどんな時でも心がけるならば何だろう?そんなことを考える。私は心がけを考えるとき、古事成語や諺を持ってくることが多い。

小さい頃からなぜか四字熟語や古事成語や諺が好きだった。一つ一つに物語があることがほとんどなので、背景を想像するのが楽しかったからかもしれない。長い長い、気の遠くなるような時間をかけて受け継がれているから、思わず頷いてしまうような言葉も多い。

そうだなあ、心がけるは、凡事徹底だな。現代風に言うと当たり前のことを当たり前にやるとか、一つ一つを疎かにしないという感じだろうか。でも、個人的には「なにが当たり前かって人それぞれじゃない?」と強く思うので、ちょっと馴染まない。じゃあどんな感じなら馴染むかな。日々をきちんと生きるとか、疎かにしていたらすぐ気づくとか、やりたいと思う気持ちや嫌だなと思うをきちんと掬い上げるとか。完璧にやり切るとか、一定のレベルを保つとかそういうことを目的にするんじゃなくて、一歩一歩自分を生きる。そんなイメージが近い。

これは戒めでもあり希望だ。派手に目立つことを目的としないこと。楽をすること自体を目的としないこと。傲慢にならないこと。ひとつひとつの積み重ねの上のみが歩ける場所だと覚えていること。目的と行動を違えなければ好きな場所へ行けること。いつでも幸せになって良いということ。

今夜は気分が良い。星がよく見える。凡事徹底でゆこう。


ありんご


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ありんご
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