転職するのは「惜しまれる存在」になってからでも遅くない
「会社を辞めるときは、惜しまれる存在になってからがいいよ」これは私の父からの教えだ。その教えの背景やエピソードは記憶していないが、この言葉は社会人になってからずっと心の中にある。
精神的・身体的に退職せざるを得ない場合を除き、「惜しまれる存在」になるまで退職したい気持ちを引き延ばすのは確かにありだと思う。
惜しまれるということは、その環境で活躍できていたという証だ。
これは転職市場の価値において自分自身は高い状態にあるということだと思うし、こういう人は次就職したい先にもアピールするポイントが多いはず。
ただし、これらは結果に過ぎない。
日々、どれだけ業務に真剣に取り組んできたか。上司や同僚とどんな関係を築いてきたのか。他の社員には見えない努力も含めて、最終的に「惜しまれる存在」という結果になる。
入社したときから「辞める」時期のことは考えていないと思うし(そりゃそうだ)だんだん日々の業務に慣れてくると、なぁなぁになってしまう部分もあると思う。
でも、今これを読んでハッとした人は、また明日から仕事に向ける熱量や思いを入れ替えてみてほしい。
・今の働き方や結果で自分は惜しまれる存在なのか
・次転職するときに、自分のことを雇ってくれる会社があるのか
そんなふうに考えると「ヤバいかもしれない」と気づく方も多いのではないだろうか。
いつだって、自分を客観視する意識を持ちたい。
そうすれば、どのように行動していけばいいか、シンプルに見えてきたりする。
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