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転職活動は夢ばっかり語ってても仕方がないので

転職市場は需要と供給だ。私はキャリアアドバイザーであり、転職者の対応をしているからこそ、誰よりも味方でいたいと常々思っている。

ただ、味方だからといって何でも叶えてあげられるわけもなく。一緒にワクワクしながら夢を展開していくだけは難しいこともあるため、時には現実に話を戻して「で、これから、どうする?」ということを話していかなくてはならない場面もある。

もちろんどんな希望条件を言われたとしても、最初から否定はしない。「なぜ、その条件がいいのか」という掘り下げる材料にはなるので、そこから丁寧にヒアリングしていくことは前提だ。

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冒頭書いたように、転職は需要と供給がマッチしてこそ成立する。

好条件を求めるためには、それだけ優秀な経験やスキルが自分自身に必要なのだ。求めるからには、それだけの価値を提供し、貢献しなくてはならない。この視点は意外と皆さん忘れがち。

それを、キャリアアドバイザーはしっかり伝え、現実世界の中でどうするかを考える必要があるのだ。

もちろん叶えたいことを「諦めろ」というのではなく、いますぐそれが難しくても、一歩目にこれを始めてみたらどうだろうか?など。今の状況の中で夢や希望に少しでも近づけること、現実的な策を一緒に考えたい。

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厳しいことを厳しいとはっきり伝えず「あなたなら大丈夫だよ!」と無責任に背中を押してくる人も時にはいたりする。これは全然優しさではない。

転職は、人生を変える大きな決断。

その決断に一緒に関わるであろう人たちの判断は、あなた自身の目でしっかり見極めて欲しい。






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ありさ
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