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「脳内会議」でのワードチョイスを考えてみませんか?

「自分で脳内会議しているときは、丁寧な言葉で話しかけるとスムースに会議が進むような気がする」
くらいの気持ちで過ごしていれば、たいていのことは大丈夫。

人間って、好きとか嫌いとか別にしていつも考えごとしてるでしょ? それを「脳内会議」と呼びましょうか。

人はいつでも「一人脳内会議」をしているわけですが、その時のお返事を敬語にしてみると、案外スムースに会議が進行するような気がします。

「あの人さ、私のことをなんかバカにしてる気がするー。ウキーー」と思っても
「そうですね。バカにしてるように見えます。」
「なんかムカつくわーーー」
「ムカつきますね。それはムカつくと思います。さて、どうしましょうか? ギッタンギッタンにしましょうか? メッタンメッタンにしましょうか?」

とこのような感じの会話を脳内では秒で処理します。

第一声はあなたの主観です。そりゃームカつくわけですから、言葉は荒くなります。

わかる、わかるわー。
「テメーふざけんじゃねー。ナメてんじゃねーぞ」と思うじゃん。多くの場合は、そう思うじゃん。だって、ふざけんなって思ってるんだもん。そう思うじゃん。ナメんなテメー!!!!

荒い言葉の応酬は気持ちが荒みます。

でも会議の相手(まぁ自分なんですけどね)が丁寧な言葉で返してきたら、ちょっと荒れた気持ちが落ち着く感じが… しませんか?

丁寧な言葉で返した声は、荒ぶる気持ちを丁寧な言葉に訳すので時間がかかるから、客観的にものごとを見ていくことにつながります。怒りにワンクッション与える感じでしょうか。

だいたい怒っているときって、返す刀で言葉を発するから、短くてキツイ言葉になります。
それを丁寧な言葉で返すんです。そうすると、客観的な目でものごとを見ることができるようになります。ほんの少しだけかもしれませんけどね。

急に状況が変わることはないかもしれませんが、こういう小さいことの積み重ねが心穏やかな日常生活を作るのだと思っています。

なんてな。

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