飽き性なりのスタイル
子供の頃からアニメやゲーム漬けの生活だった。大人になってからはその対象が増える。いまではドライブやハイキングにうつつを抜かすようになっていた。
だが味わうばかりだと飽きが来てしまう。子供の頃はそれで楽しかったはずが、大人になると仕事や社会のしがらみが生活の中に入っていき、子供の頃のような気持ちで楽しめなくなる。無論、そうでない人もいる。アニメやゲームが大好きでたまらない人は、何をやっても楽しめている。いわば、自分にとって必要なものを見つけている状態にある。
僕は飽き性だ。あれがやりたい、これがやりたいと思いスケジュールを立てるも、一日ぐらいがせいぜいだった。一ヶ月で千万稼ぐみたいな無茶なスケジュールを立ててみたり、逆に優しいスケジュールを立ててみたりしたが、どれも長くは続かない。コンスタントに物事を進められない性質のようだ。
あと娯楽物を楽しむときも同じで、去年は短い期間の間にストーリー性の強いゲームを4作ほどプレイした。最初の二作品までは新鮮に味わえていたが、三作目以降から面白いんだけど飽きたみたいな謎の状態がやってきた。補足しておくと、この4作のゲームは素晴らしい作品だった。楽しめないと感じているのは、自分の主観が鈍っていたからだ。
娯楽作品を味わうときは、意識的に期間を置いていったほうがいいかもしれない。