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ゲームにするナッジなアイデア

<今日は「なるほど!」なアイデアです>

面倒なこと、知ってほしいこと、誰かにやってほしいことを強制するのではなく、進んで参加したくなる工夫があると嬉しいですよね。

そこで、ゲームにしてしまうという方法があります。

今回はそんなとっつきにくいことをゲームにしてしまった事例をご紹介します。


【悪質商法対策ゲーム】ゲームで消費者啓発

体験してみることが知識を身につける一番の方法ですが、わざわざ悪徳商法に関わることは御免被りたいものです。

そこでゲーム形式にして疑似体験することで悪徳商法にダマされないための知識を身に着けようというのがこの「悪質商法対策ゲーム」。

成年年齢引下げに合わせた改訂版で、消費者教育支援センターというお堅そうなところが制作、販売しているところも注目です。


【鉄コンがアプリで登場】

マンホール聖戦士たちに新たな武器が与えられた

老朽化が深刻な社会問題となっているマンホール蓋を市民が撮影・投稿する活動を位置ゲーム化した「鉄とコンクリートの守り人」。

このnoteでも紹介していましたが、WEBページから投稿するブラウザタイプのゲームだったので、使い勝手がいまいちだったのですが

やってくれました。

スマホアプリになって登場、ゲーム性も向上しています。


■ゲーム化でナッジを効かせましょう

ナッジ(nudge)とは、2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授が提唱する理論で、本来は「注意を引くためにそっと突く、そっと動かす」という意味の英単語です。

ナッジ理論は人々が強制されるのではなく、よりよい選択を自発的に取れるようにする方法を生み出すための理論で、ゲームにしてしまうというのはとてもナッジが効いたアイデアですね。

今回の例のように、大掛かりなものでなくても「新人研修をゲーム化する」など、日常に活かせそうです。

(有馬)


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