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シンガポールから船で国境越え!ビンタン島への小旅行ガイド

2024年10月中旬。シンガポールから船でインドネシアのビンタン島へ旅行してきました。

ビンタン島はシンガポールから1時間程度の船旅で行ける、手軽にアクセス可能なリゾート地です。当初はビンタン島自体に魅力があったというよりも、「船での国境越え」をしたいという思いでの旅行でした。

「地球の歩き方〜シンガポール〜」にもビンタン島への旅行について書かれていましたが、実際に旅行してみた体験を写真とともに記事にしてみました。


出発前の準備:ビザと現地通貨

インドネシアに入国するためにはビザが必要です。こちらは事前にオンラインで取得するか、到着時に現地で購入する方法のどちらかを選べます。

今回私はビンタン島の入国カウンターでビザを取得しました。料金の支払いはインドネシアルピアやシンガポールドルで行えますが、カード決済は不可。現金の準備が必要です。

また、ビンタン島は比較的カード決済が普及しているものの、少額の現金も持参しておくと安心です。

シンガポール出国:タナ・メラ・フェリー・ターミナルから出発

出港直後の船の窓からとったフェリーターミナル

ビンタン島行きのフェリーは、シンガポールのタナ・メラ・フェリー・ターミナルから出発します。フェリーの運賃は片道57SGD、往復で90SGD。

往復チケットのほうが料金もお得ですし、入国手続きの際にも帰りのチケット提示が求められるので、事前に往復購入しておくことをおすすめします。

出国手続きは、手荷物検査とパスポートをスキャンして顔認証を行うだけで完了。シンガポールの先進的なシステムのおかげで、スムーズに出国できます。

あとはフェリーに乗り込むのみです。

乗船体験:快適なフェリー旅

当日乗ったフェリーは公式サイトによると300名乗りの大型(?)船。

訪問時期は10月でピークシーズンではありませんでしたが、約7割の席が埋まっていました。フェリーの予約はオンラインで事前に済ませておくのが安心です。

船の窓から眺めた景色

船内は安定しており、特に揺れも感じず快適な時間を過ごせました。簡易売店があり、私は4SGDで日清のカップヌードルを購入しました。

見慣れたような。。。見慣れないような。。。

日本では見かけないチキン味でしたが、「謎肉」が「鶏肉」に変わっている程度の違い。味については全くと行っていいほど違いがありませんでした。

移動時間も1時間程度で、船酔いしやすい方にも十分耐えられる範囲かと思います。

ビンタン島入国:インドネシア入国手続き

ビンタン島のフェリーターミナル

ビンタン島に到着すると、入国手続きが待っています。

空路や陸路の入国手続きと変わりはなく、私は事前にビザを取得せず、到着後にビザを購入しました。

現金での支払いが必要なので注意が必要ですが、シンガポールドルやインドネシアルピアでの支払いが可能です。

入国カウンターの係員も親切で、和やかに手続きが進み、気持ちよく入国できました。(国によっては高圧的だったり、無愛想な係員もいますので。。。)

特筆すべきは、インドネシアの人々の温かさ。ビンタン島で出会った人々はみなフレンドリーで、観光客に親しみを持って接してくれる印象がありました。価格をぼったくろうとするような感じもなく、逆にチップを弾みたくなるような方々でした。

帰路:再びシンガポールへ

帰路も入国時と同様の手続きを逆に行うだけなので特に変わりはありません。シンガポールに戻る際には、デジタル入国カードを準備しておく必要があります。こちらも事前にオンラインで済ませておくとスムーズです。

船旅での国境越え体験を振り返って

今回のビンタン島への小旅行は、シンガポール観光の「番外編」として素晴らしい体験となりました。短い乗船時間のおかげで船酔いも心配なく、船旅という異国での冒険が特別な思い出に。シンガポールの観光に飽きた方や、新しい体験を求める方にはぜひおすすめです。

※ビンタン島内での観光については別の記事でお伝えする予定です。

参考:地球の歩き方


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