【解離】人の感情表現を真似る@hss型hsp、解離性障害、アダチルの私の体験
友人の感情表現を真似る
20最近の時
彼氏に何か言われた時
「あ、この状況
友達が先日話してくれたのと同じだ
友達はそのとき
彼の前で泣いた。
って言ってた」
こういった記憶が
自動的に湧き
そして
わたしは
彼の前で泣いた
「わたし泣いてる
こうでいいんだよね?
合ってるよね?」
そんな白々しい感覚を
どこかで薄ら感じながら
正確には
これらの言葉が
はっきり頭の中に
文字として認識できて
いたわけではない
なんとなく
そんな風なこと
が頭に浮かんで
泣いてみた
そして
泣きながら
自分のどこか奥底の感覚が
勝手に答え合わせをしているような
相手の反応をみて
自分が取った選択が
正しかったか
チェックしているような
自分で自分をどこかで
試してるような
そんな感じ
そもそも
彼氏に何か言われて
自分がどう感じたのか
なんて
考えることも
感じ取ることもせず
そうする前に
人の行動を思い出して
真似る
これが
当たり前になっていて
それが不自然だ
ということも
この頃は全く気がついていなかった
ただ
真似てる
ということを薄ら
自覚して記憶している
だけ、この頃は成長していた
ともいえる
それくらい
自分の感情にフタすることが
当たり前になっていた
当たり前だから
人前でどういう態度、反応を
したらいいかわからず
他人の真似をする
自分がどこにもいない
こういった自分の挙動は
この頃から少しずつ
気づき始めてはいた
気づいても
止められるとこまでは
いかないけど
ーーー後記ーーー
48の今思い返すと
普通に
どうなんだろうと
自分の感情がそもそも
有るなんて1ミリも思ってなくて
アンドロイドのように
他人の言動を真似る
ってさ
なにがどうなって
どうしたら
こんな風になってしまえるのか
当時20歳よ?
短大生だった
初めての彼氏らしい彼氏
側から見たら
幸せな青春送ってる一般の女の子
そして本人は一生懸命
恋愛してる気になってた
けど
中身は
空っぽ
ロボット
哀れだな
と思う
虚しい
自分の青春がこんなってさ
哀れだよな
て
セラピー的には
この時の感情を思い出して
本当はどうしたかったか
とか
思い出すと良いんだろうけど
なにせ
感情が無いんだから
思い出すも何も無い
もう2度と返ってこない
青春
この時はこの時なりに
一生懸命、わからないなりに
なんとか生きていた
自分の感情がわかっていない
ということにも
気がついてなかったけど
それでも
一応生きて歩いてここまで来た
それを
いまは讃えようと思う
それしかできない
仕方ない
きっと
そうなってしまうことを
経験したんだろうから
それを受け止めよう
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