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相談の現場から<番外編>|10年不仲の仲直り現場から。

2021年10月6日放送『水曜日のダウンタウン』で「いつ解散してもおかしくないほどの不仲が約10年も続く、結成56年のベテラン漫才コンビ、おぼん・こぼんが仲直りできるか」を追う企画の完結編が放送された。見てない人は見てほしい。

▼東洋経済さんの記事にも解説とともに内容まとまってます▼

『捉え方』と『伝え方』これに尽きる。「人の事は分かるけど、なかなか自分じゃできないのよ・・・」って声が聞こえそうだが勇気のある方が勇気を出そう!

仲直りの前までにこんなやり取りが展開した。

・いい歳したオジサンが、とは思う
・今の状態がベストだとは思っていない(が・・・・)
・あいつがどんな風な態度に出てくるか
・あいつが頭を下げれば俺も考える
・こいつが意思表示しないと握手はできない
・こんな風な性格にさせてのもこの男だから
・(相手に対して)もっと素直になりゃいいじゃん
・心底嫌いじゃないんだから
・分からんやろ。この55年の怨念が
・「おぼん頼むで」って一言いえや
・なんで俺が謝らないかんの?どう思う?
・だからあいつが近寄れば
・もう面倒くさい。ほんとに
・なんでも人のせいにするならしゃーないな
・ケンカ腰になるからいかんねん

勝った/負けたに拘ると視界が変わらない。「相手のせい」は素直を邪魔する。「相手が先に謝るべき」この『べき論』も捨てる勇気がいる。

キングコングの西野さんも投稿で書いてた。「社会人が口喧嘩で勝って何が手に入る?!?!」ほんと。手に入れたいものはなんだ?!

変化が起きたのはニーズを自覚し目的に視点を変えたから。

・愛する漫才だけは続けたい

・俺も入れ替えるからお前も入替や。もいっぺんやり直そう

対立していた相手と一緒に、同じ方向を向いた。漫才するという方向に。

本心では思っているのに、相手の態度や言葉が気に入らず本心を素直に言えない。邪魔しているモノを外せばいいけど、そう簡単に外せない。

最初に必要なのは「自分から」という勇気なのかな。

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