情熱と仕事|不安を口にしてみたら
コロナ禍で在宅勤務が促進され「雑談」の意義を考える機会も増えてきた。
職場ですれ違う時会釈だけで会話しない人もいれば、会話する人もいる。
話しかけられたら応える人もいれば、自分から話しかける人もいる。
チャットでの会話が盛んな会社もあれば、目を見て会話することが基本の会社もある。
雑談も会社それぞれ、部署それぞれ、人それぞれであろう。
雑談は組織文化を象徴することと言える。
誰が創り出している組織文化かと言えば、一人一人が創り出している。
社外1on1サービス『前向きカウンセ。』の実施結果を管理職の方にフィードバックしている。
・第三者と話す事の大切さがアンケート結果から見えた
・話せる場を用意した事のメリットがあった
こんな感想をもらった!
社外1on1サービス『前向きカウンセ。』を実施した会社さんは雑談が少なかった。
だからか、『前向きカウンセ。』で対話する時間を
・視野が広がる時間になった
・考えないことを考えた時間だった
・興味深く面白い時間だった
と捉える方が多かった。対話への願望がそもそもあるんだと分かる。
ただ、今の職場では少ないだけで、能力の問題ではない。
「雑談が少ないこと」を課題と感じるかも人それぞれだが、
やはり雑談がないことで
・不安を口にする機会が少ない
・お互いの事を知る機会が少ない
・気づく機会が少ない
のは事実だった。
この事実に「どうしたい」と思うかも人それぞれだが、管理職の人たちは「何かしら取り組みたい」との考えを持った。
雑談の一歩目は「話しかけること」
この一歩目を出すときに思考が邪魔をする
・話しかけたら迷惑かもしれない
・つまらない事を話して変な人と思われたらどうしよう
・このくらいの事は質問するべきじゃないのでは
・話しかけて、想定外の返事が返ってくると面倒くさい
・話しかけられたら話すけど、自分から話しかけるほどはない
などなど。ここは研修で不安の取り除き方を練習していく。
『前向きカウンセ。』で対話した人は新年度からの自分の役割に不安を抱えていた。「このくらいやれなければ」と捉え取り組もうとしていたが、
「自分にできるのか不安がある」と話していた。
未来のこと。特に「まだやったことないこと」に取り組む時、人は不安になる。任されたことは嬉しいが、思われているような結果が出せなかった時自分の評価が下がるのではないかと心配になる。
でも、やれば「経験」は必ず得られる。どんな結果でも「やったこと」は経験になる。その積み重ねが人生だし、仕事をしていくことでもある。
「仕事をしていくのは、まだ経験していないことを一つ一つ経験し成長していくことだから」と話したら、気持ちが不安ばかりじゃなくなったようだ。
「不安に思っていたことが逆に楽しみになった!」
励まし合う関係を創る対話を、もっと自分から始めてほしい。
それが組織文化になっていく。
『前向きカウンセ。』の横展開で社会的価値を高めていきます。
この事業に関心のある方はぜひ「コミスペ説明会」にご参加ください。
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