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夫婦のあり方#04|夫のためにお酒を買う妻が思ってたこと。

液体は重い。
買い物をすると思う。
油と醤油を共に買おうものなら、他は持てない。

お酒は液体で重い。
重いけど飲む楽しみがあるから持てる。

飲まない妻が、仕事から疲れて帰ってくる夫に冷えたビールを飲んで欲しいとお酒を買うのは微笑ましい。

でも、重い。何買って良いか分からない。安いビールだと悪いかな。

と思いながら。かもしれない。

夫はこのことに気づいたことがあるだろうか。

奥さんは「”お酒を買う”のが実は苦痛」と話した。
ご主人にそれを伝えてみたんですか?と聞くと
「そんなこと言えない」と答えた。

そんなこと言えない

<そんなこと言えない理由を考察してみる>
・仕事をしている夫のためにお酒を買うのが妻の役割
・私は仕事をしていないのにそのくらいしなきゃ
・夫にそんなこと伝えたら不機嫌になるかもしれなくて怖い などなど

苦痛であるが言えない

お酒代は妻が管理している雑費から支出していたので、
「お酒代」を別にして夫婦で管理してはどうかと提案した。
空き瓶にお酒代を入れて、夫が自分で飲みたい物を買うスタイル。
ビールは安い物でも冷えてれば良かったり、
今日はこれを飲みたいと思う時もありますよ、
と酒好きのわたしは自分の考えも添えて伝えた。

その後、
奥さんは「お酒」についてご主人と対話。
ご主人は予算の中で何を買うか楽しんでいるらしい。
奥さんは重い買い物から解放された。

こんなこと。
かもしれないが、言えないことってのが曲者なのだ。
言えないと思っているのはどんな気持ちだろうか。

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