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仕事と環境|自分の"存在目的"を考えたことがありますか?特に昭和世代!

働く会社を選ぶとき、どんな基準で選んだだろうか。
理念・事業内容・年収・勤務地・HPからの印象 などなど。
そして、その会社で働いている自分を今はどう感じているだろうか。

わたしは1年以上「ティール組織を体感しよう!」というタイトルのワークショップを開催している。

このワークショップの目的はティール組織の思想に触れ、自分はどうするか感じ考えるきっかけを作るため。
ティール組織を目指すことを提唱している訳ではない。

ティール組織って何?って方はこちら。まとめサイトも多数存在している。

働き方において価値観シフトが起きようとしている今。
自分の「存在目的」を考えてはどうだろうかと提案したい。

ティール組織の3つの特徴
①自主経営
②全体性
③存在目的

資本主義における企業の目的が利益の追求だった価値観から
企業の目的・ビジネスの目的が利益ではない価値観も受け入れられている。

組織の存在目的と自分の存在目的は共鳴しているだろうか。

そもそも「存在目的とは」について筆者のラルーさんはこうも言っている。

存在目的とは、単に明確に目的を持つことではなく、継続して問い続けることです。
目的は常に変化している。
目的はあなたが感じて認識するものです。

組織の存在目的と自分の存在目的はリンクしているか?
リンクしていないなら環境を変えることも選択肢の一つだ。

学童保育の指導員として働いていた方はワークショップに参加して、このように話をしてくれた。

子どもたちを見守り成長をサポートしたくて学童指導員になったが、ルールや報告に縛られ、違和感を感じながら働いていた。想いに共感するフリースクールで働くことにした判断に自信がもてます。

存在目的を考えて環境を変えた例と言える。

職場を変えずとも、組織の存在目的を対話で問い続けながら環境を作ることができれば、自分の存在目的も認識するようになる。
存在目的が、これから「働くこと」を考える基準になれば、我慢や犠牲を払って働く人が減るのではと期待する。
我慢や犠牲はエネルギーの好循環をもたらさない。
存在目的を追求すると競争は存在しない。

わたしは第2次ベビーブーム世代で、50歳が見えてくると、定年までのカウントダウンも始まる世代だ。

給付金の手続き等で役所のデジタル化が遅れていることが露呈した。
原因は数々あると思うが、昭和世代の価値観や働き方も一因だろう。
昭和世代が「居場所がなくなる」との考えからパラダイムシフトして
「世代交代をサポートする」と考えを変えればそれは大きな貢献になる。

組織の存在目的・自分の存在目的はなんだろうか?
人生で成し遂げたい使命はなにか?本当に達成しがいのあることは何か?
考えれば視野が広がり、できること・やることも見えてくる。
競争ではないものが見えてくる。

ワークショップでは最後に「令和の3K」をお伝えしている。
その前に「昭和の3K」を知っていますか?
と、問うと平成世代は知らない人がほとんど。
そして、昭和の3Kを伝えると平成世代は唖然とする人が多い。

昭和の3K=高身長・高学歴・高収入

昭和世代が今聞いても、自分の価値観の変化を感じるのではなかろうか。
時代は変わり価値観も変わるのが自然なのだ。

あなたの大切にしている価値観はなんですか?


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