行動記録、一週間
この歳になるとよく聞かれる事がある。
普段何処にいるんですか?
どんな毎日送ってるんですか?
北九州にいて演劇で食べて行けるんですか?
興味ないのは承知で、今週一週間を振り返ってみよう。
月曜日
アリプレ公演でホント忙しすぎて覚えてない毎日だったが、ようやく休みがやってきた。
何をしたかと問われたら、ゆっくりお風呂に入った。そして、前日まで愛知の春日井にて「演劇×自分史2023」ワークショップ稽古だったので1月公演に向けてタイトル考えたり妄想する。
火曜日
アリプレ公演の事後作業で色々動く。
夜はzoom稽古。某公演が来年決まっておりそれの事前稽古。zoom稽古も慣れてきた、場所問わず繋がれるのは凄い。
水曜日
若者応援センターYELLという施設がある。
不登校や社会に馴染めず模索してる者、障害者手帳を持ちながらも社会に出ようと模索してる者達が集う場所。北九州市社会福祉協議会が母体の施設が戸畑駅横のウェル戸畑内にある。
そのYELLさんと北九州芸術劇場と有門正太郎プレゼンツという組み合わせで、芸術体験コースを数年行ってる。
その芸術体験の日
今年4回目(全6回)の今日は
「からっぽのクレヨン箱」という過去に参加者と共に作った作品を人形劇としてリバイバルする試み。声に出したい者、人形を動かす裏方に専念する者、絵を描いたりモノづくりとして参加する者など出来るだけ負担なく創作に参加出来るスタイル。
毎回来れる訳ではないメンバーなので、そこもいつきても、来なくても作品作りが出来る工夫を凝らしている。
木曜日
音楽物語の稽古
音楽家と俳優とMCで構成されてるメンバーで幼稚園、保育園を巡回してる演目に声がかかり、その稽古。年明けに八幡西区の某幼稚園で行う。
今回の作品は「よるの動物園」到津動物園の園長の阿南 さんの作品。俳優での参加なので楽しい。
音楽家との共同作業も楽しい。声かけ頂き有り難い。
金曜日
YELL芸術体験5回目
来週水曜に最終日、発表に向け創作創作。
毎年の事だが、最初の日はみんなうつむき、人との関わりが苦手なんだなぁと感じながら少しずつ懐に飛び込んで行く感覚。そして気付けば皆んな協力し最終日終えた後は中々帰ろうとしない雰囲気が堪らない。芸術体験を通しYELLを出て社会に出ていく若者を見ると演劇って凄い力を持っているのかもなと感じる。
土曜日
福岡天神にあるタレント事務所にてkidsレッスンと高校生以上のアクトレッスン。
kidsには毎回レッスン最後に絵本の読み聞かせを行っている。読み終えた後に感想や気づいた事感じた事を聞いて、もう一度読む。これが面白い。
様々な発見や目の付け所など子どもの発想にはいつも驚く。
日曜日
愛媛県松山市へ
B型就労施設に向かう。
統合失調症(幻覚、幻聴)の方々と症状や普段の生活を聞き取りしながら作品にしていくワークショップ。
もう3年目かな、毎年数回松山に訪れている。
来年は作品を発表出来そうだ。
こんな一週間をまあずっと続けている。
忙しそうに見えたり不思議に思えたりしてるのだろう。
しかしながら毎年思う。
来年は生きて行けるのだろうか?
ちなみに4月以降は
ほぼスケジュールが空いている。
これも毎年の事。
焦っても意味がない事はわかり始めた。
焦らず気取らず、一歩ずつ
捨てる神あれば拾う神あり
新しい出逢いがまた来年も訪れますように。
上の写真は若い頃の筆者!
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