7.男親でも親権がとれる!裏技マニュアル!
よくあるやつです。
「35年間モテなかった私が100人の女と寝れた!超モテマニュアル!」
とか
「100キロ越えの私がモデルに転職!痩せるためのスーパーマニュアル!」
とか
「貯金ゼロのOLが億万長者になった!誰でも今すぐ大金持ちに!」
とかそういう類いのやつだと思います。ペラペラのホチキスとかで留めてありそうな情報商材。PDFでも買えるやつ。
日本では離婚後の親権をどちらか一方が親権者と定める「単独親権」と言う形をとっています。父母のうちどちらか1人しか親権者になることができません。(ちなみに諸外国ではほとんどが離婚後も共同親権です。単独親権制度をとっているのはG7では日本だけ。全世界でも私の知る限りインドとトルコくらいです。他にもあるのかな?)
だいたいの場合は母親が望めば親権者になることが出来、子どもと一緒に暮らせるのでは?と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
いいえ。違うんです。とっても素敵なお母さんが愛する我が子に会いたくても会えない。会えなくて苦しくてどうすることもできなくて、苦しさに耐えきれず自死してしまう方もたくさんいるくらい、本当に深刻な問題です。
お母さんだけではありません。とっても素敵な子ども想いの優しいお父さんも同じように苦しんでおられる方がたくさんたくさんいるんです。
お互いの財産を分け合う財産分与と違い、子どもははんぶんこするわけにはいきません。命を宿した瞬間から、親子は永遠に親子なはずなのに親同士、親権を争って傷つけ合う。ずっと親子でいるために頑張っているつもりでも、その間に子どもたちに深い傷を負わせてしまっていた。もうこんな風に苦しむ親子がこれ以上増え続けないようにしなければいけないと思っています。
「1年間、子どもたちと会えなかった時のお話」は壮絶だった親権争いのお話です。
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